70AM034|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
敗血症マーカーはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
各バイオマーカーが反映する臓器・病態を対応させます。
解説
プレセプシンは、CD14の可溶性断片で、細菌貪食などに伴って血中濃度が上昇します。敗血症の診断補助や重症度評価に用いられるマーカーです。
敗血症では単一マーカーだけで診断せず、感染所見、臓器障害、培養、乳酸、炎症反応、臨床経過を統合します。腎機能低下などで値が影響される点にも注意します。
選択肢の確認
1.KL‑6
誤り。
KL-6はⅡ型肺胞上皮細胞に関連し、間質性肺炎の血清マーカーです。
2.シスタチン C
誤り。
シスタチンCは糸球体濾過機能を反映する腎機能マーカーです。
3.プレセプシン
正しい。
プレセプシンは敗血症の診断補助に用いられるため正しいです。
4.アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉
誤り。
ACEはサルコイドーシスなどで上昇することがあるマーカーです。
5.N‑アセチルグルコサミニダーゼ〈NAG〉
誤り。
NAGは近位尿細管障害を反映する尿中酵素です。
覚えるポイント
- 敗血症マーカーはプレセプシンです。
- KL-6は間質性肺炎、シスタチンCは腎機能です。
- マーカーは臨床所見と統合して解釈します。