70AM013|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
リンパ腫の原因となるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ウイルス感染と特定の造血器腫瘍との関連を対応させます。
解説
ヒトT細胞白血病ウイルス1型はCD4陽性T細胞に感染し、長い潜伏期間を経て成人T細胞白血病・リンパ腫を発症させることがあります。母乳、性交、輸血などで感染し、流行地域ではキャリア対策が重要です。
ウイルス関連腫瘍では、HTLV-1と成人T細胞白血病・リンパ腫、EBウイルスとBurkittリンパ腫など、ウイルスと腫瘍の組合せを整理します。
選択肢の確認
1.サイトメガロウイルス
誤り。
サイトメガロウイルスは先天性感染や免疫不全者の日和見感染を起こしますが、選択肢中の代表的なリンパ腫原因ではありません。
2.単純ヘルペスウイルス
誤り。
単純ヘルペスウイルスは口唇・性器ヘルペスや脳炎などを起こしますが、リンパ腫の代表的原因ではありません。
3.ヒト T 細胞白血病ウイルス 1 型
正しい。
HTLV-1は成人T細胞白血病・リンパ腫の原因となるため正しいです。
4.ヒトパピローマウイルス
誤り。
ヒトパピローマウイルスは子宮頸癌、肛門癌、中咽頭癌などの上皮性腫瘍と関連します。
5.ヒトパルボウイルス B19
誤り。
ヒトパルボウイルスB19は伝染性紅斑や一過性赤芽球癆などと関連します。
覚えるポイント
- HTLV-1は成人T細胞白血病・リンパ腫の原因です。
- HPVは主に上皮性悪性腫瘍と関連します。
- ウイルスと腫瘍の組合せをセットで覚えます。