39AM37第39回 臨床工学技士国家試験 過去問

医療安全・公衆衛生臨床工学技士法・機器管理業務範囲・医師の指示・保守点検・信頼性

輸液ポンプとシリンジポンプに共通するアラームはどれか。 a.閉 塞 b.押し子 c.気泡混入 d.流量異常 e.バッテリー

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、輸液ポンプシリンジポンプに共通するアラームを選びます。

共通する代表的なアラームは、閉塞バッテリーです。

正しい小項目は、a.閉塞、e.バッテリーです。

したがって、正答は 2 です。

解説

輸液ポンプとシリンジポンプは、どちらも薬液を一定速度で投与するための機器です。

ただし、薬液を送る仕組みが異なります。

  • 輸液ポンプ

  • 輸液チューブをローラやフィンガ機構でしごいて送液します。

  • 輸液ライン、滴下、気泡、ドア開放などに関する監視が重要です。

  • シリンジポンプ

  • シリンジの押し子を機械的に押して送液します。

  • シリンジの装着、押し子の固定、残量、閉塞などの監視が重要です。

両者に共通して重要なのは、薬液が流れにくくなる閉塞と、電源供給に関わるバッテリーです。

閉塞アラームは、輸液ラインやカテーテルの閉塞、クレンメの閉め忘れ、三方活栓の向き、針先の閉塞などで圧が上昇した場合に作動します。輸液ポンプでもシリンジポンプでも重要です。

バッテリーアラームは、内蔵バッテリーの残量低下や電源異常を知らせます。どちらの機器でも、搬送時や停電時の安全確保に重要です。

一方、押し子はシリンジポンプに特有の要素です。気泡混入は主に輸液ポンプで重要なアラームとして扱われます。流量異常も機種により監視方法はありますが、この組合せ問題では両者に共通する代表的アラームとしては扱いません。

臨床工学技士としての注意点
アラームが鳴ったときは、アラームを止める前に原因を確認します。ライン閉塞、三方活栓、クレンメ、シリンジ装着、バッテリー残量、AC電源接続を順に確認することが重要です。

ひっかけポイント
「押し子」はシリンジポンプに特徴的です。「気泡混入」は輸液ポンプで代表的です。両方に共通するものだけを選びます。

選択肢の確認

1.誤り。
選択肢1は a、b の組合せです。aの閉塞は共通しますが、bの押し子はシリンジポンプに特有の要素です。

2.正しい。
選択肢2は a、e の組合せです。閉塞アラームとバッテリーアラームは、輸液ポンプとシリンジポンプの両方に共通する代表的なアラームです。

3.誤り。
選択肢3は b、c の組合せです。bの押し子はシリンジポンプに特有です。cの気泡混入は主に輸液ポンプで重要なアラームとして扱われ、共通する組合せとしては不適切です。

4.誤り。
選択肢4は c、d の組合せです。気泡混入と流量異常は、この問題で問われている両者共通の代表的アラームとしては扱いません。

5.誤り。
選択肢5は d、e の組合せです。eのバッテリーは共通しますが、dの流量異常は両者共通の代表的アラームとしては不適切です。

覚えるポイント

  • 閉塞アラームは輸液ポンプとシリンジポンプに共通します。
  • バッテリーアラームも両者に共通します。
  • 押し子はシリンジポンプに特徴的です。
  • 気泡混入は輸液ポンプで代表的に扱われます。
  • アラーム対応では、原因確認、患者状態、ライン状態、電源状態をセットで確認します。

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