37AM34第37回 臨床工学技士国家試験 過去問

医用治療機器学手術支援・輸液・内視鏡輸液ポンプ・内視鏡外科・ロボット支援手術

輸液ポンプ使用時の異常検出に超音波を利用しているのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、輸液ポンプのアラーム検出原理が問われています。

輸液ポンプでは、気泡混入の検出に超音波センサが用いられます。液体中と空気中では超音波の伝わり方が異なるため、その差を利用して気泡を検出します。

解説

輸液ポンプは、設定した流量で薬液を投与するための装置です。患者安全のため、閉塞、気泡、ドア開放、電池残量、流量異常などを検出する機能があります。

気泡混入は、血管内へ空気が入る危険につながるため重要です。輸液チューブを挟む位置に超音波送受信部を配置し、チューブ内が液体で満たされている場合と、空気を含む場合の超音波の伝播の違いを検出します。

一方、回路閉塞は一般に圧力上昇を圧センサで検出します。滴下異常は滴下センサ、ドア開放はスイッチやセンサ、フリーフローは機械的構造やクランプ機構、ドア状態などで管理されます。

安全管理上のポイント
輸液ポンプでは、アラームが鳴った原因を確認せずに解除しないことが大切です。特に気泡アラームでは、チューブ内の気泡を除去し、患者側へ空気が送られないように確認します。

選択肢の確認

1.誤り。
回路閉塞は、輸液ラインの圧上昇を利用して検出されることが多いです。超音波を利用する代表的な異常検出ではありません。

2.誤り。
滴下異常は、滴下筒の滴下を光学式センサなどで確認する方法が代表的です。超音波による代表的検出項目ではありません。

3.正しい。
気泡混入は、チューブ内の液体と空気で超音波の伝わり方が異なることを利用して検出します。輸液ポンプで超音波センサが用いられる代表的な異常です。

4.誤り。
ドア開放は、ドアスイッチや機械的センサで検出されます。超音波による検出ではありません。

5.誤り。
フリーフロー発生は、ポンプ機構やクランプ機構、ドア開閉状態などと関係します。超音波で検出する代表的な異常ではありません。

覚えるポイント

  • 輸液ポンプの気泡検出には超音波が用いられます。
  • 回路閉塞は主に圧力上昇で検出します。
  • 滴下異常は主に光学式滴下センサで検出します。
  • ドア開放はスイッチや機械的センサで検出します。
  • アラーム解除前に、原因と患者側ラインの安全を必ず確認します。

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