R07A88|令和7年度 准看護師試験 過去問
輸血開始直後に呼吸困難を訴えた患者への最も適切な関わりはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、輸血開始直後の副反応への対応が問われています。
輸血開始直後に呼吸困難が出現した場合、アレルギー反応、アナフィラキシー、溶血性副反応、輸血関連急性肺障害などの重大な副反応を考えます。まず輸血を一旦中止することが重要です。
解説
輸血中に呼吸困難、悪寒、発熱、発疹、かゆみ、腰背部痛、胸部不快感、血圧低下、頻脈などが出現した場合は、輸血副反応の可能性があります。速やかに輸血を一旦中止し、看護師や医師に報告します。
輸血ラインは指示に従って管理し、患者のバイタルサイン、SpO2、意識状態、皮膚症状、尿の色などを観察します。酸素投与が必要になることはありますが、最初に行うべき対応は原因となり得る輸血を止めることです。
「心配ない」と伝えて様子を見るのは危険です。呼吸困難は重篤な副反応のサインであるため、迅速な対応が必要です。
安全管理上のポイント
輸血開始後は、最初の15分間を特に注意して観察します。発熱、悪寒、発疹、呼吸困難、血圧低下、腰背部痛、血尿があれば、輸血副反応として対応します。
選択肢の確認
1.酸素を投与する。
誤り。
呼吸困難がある場合、酸素投与が必要になることはあります。しかし、輸血開始直後の異常では、まず輸血副反応を疑い、輸血を一旦中止することが最も適切です。
2.心配ないと声を掛ける。
誤り。
輸血開始直後の呼吸困難は重篤な副反応の可能性があります。心配ないと判断して安心させるだけでは危険です。状態を観察し、速やかに対応します。
3.輸血を一旦中止する。
最も適切である。
輸血開始直後に呼吸困難を訴えた場合は、輸血副反応を疑い、まず輸血を一旦中止します。そのうえでバイタルサインを確認し、速やかに報告します。
4.心肺蘇生をする。
誤り。
心肺停止が確認された場合には心肺蘇生を行いますが、呼吸困難を訴えている段階で直ちに心肺蘇生を行うわけではありません。まず輸血を中止し、状態を評価します。
覚えるポイント
- 輸血中の呼吸困難は、重大な副反応を疑う。
- 輸血開始直後の異常では、まず輸血を一旦中止する。
- バイタルサイン、SpO2、皮膚症状、意識状態を観察する。
- 発熱、悪寒、発疹、腰背部痛、血圧低下、血尿も副反応のサインである。
- 異常時は速やかに看護師や医師へ報告する。