R06B21|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進感染症・免疫性感染症・HIV
梅毒について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、梅毒の感染経路と先天梅毒が問われています。
梅毒は母体から胎児へ感染すると、先天梅毒を起こすことがあります。
解説
梅毒は、梅毒トレポネーマによる性感染症です。主に性的接触で感染します。
妊婦が梅毒に感染している場合、胎盤を介して胎児に感染することがあります。これを先天梅毒といいます。流産、死産、早産、新生児の皮疹、肝脾腫、骨病変などにつながることがあります。
感染局所にみられる硬いしこりを伴う潰瘍は硬性下疳です。軟性下疳は別の性感染症でみられる所見です。診断では血清反応検査などが用いられます。
母性看護のポイント
妊婦健診で感染症検査を受けることは、母体だけでなく胎児を守るためにも重要です。性感染症では、本人の尊厳とプライバシーを守って関わります。
選択肢の確認
1.ペットから感染する。
誤り。
梅毒は主に性的接触で感染します。ペットから感染する疾患ではありません。
2.母から胎児に感染すると先天梅毒となる。
正しい。
母体の梅毒が胎盤を介して胎児に感染すると、先天梅毒となります。
3.感染局所に軟性下疳を形成する。
誤り。
梅毒でみられる代表は硬性下疳です。軟性下疳は別の性感染症でみられます。
4.診断には培養検査が用いられる。
誤り。
梅毒の診断では、血清反応検査などが用いられます。培養検査が一般的な診断方法ではありません。
覚えるポイント
- 梅毒は性感染症です。
- 母体から胎児に感染すると先天梅毒になります。
- 梅毒では硬性下疳を覚えます。
- 妊婦健診の感染症検査は母児を守るために重要です。