R06B117|令和6年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術清潔・衣生活援助清拭・洗髪・足浴
高齢者の入浴時の看護について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、高齢者の入浴時の安全管理が問われています。
高齢者は入浴で発汗し、脱水を起こしやすいため、入浴後は水分補給を促します。
解説
高齢者の入浴では、転倒、のぼせ、血圧変動、脱水、ヒートショック、皮膚損傷に注意します。
入浴後は発汗により水分が失われます。高齢者は口渇を感じにくいこともあるため、入浴後の水分補給を促すことが大切です。
脱衣室と浴室の温度差が大きいと血圧が急変し、ヒートショックの危険があります。脱衣室は浴室と大きな温度差がないようにします。身体を洗うときは皮膚を強くこすらず、やさしく洗います。
安全管理上のポイント
入浴前後の体調、血圧、めまい、息切れ、発汗、皮膚状態を観察します。高齢者は入浴中の転倒や急変に注意します。
選択肢の確認
1.脱衣室の温度は浴室よりも低く調節する。
誤り。
脱衣室が寒いとヒートショックの危険があります。浴室との温度差を小さくすることが重要です。
2.お湯はまず背中にかけ、徐々に下の方へかけていく。
誤り。
急に背中など体幹へ湯をかけると血圧変動を起こしやすくなります。心臓から遠い部位から徐々にかけます。
3.腹部はタオルで強くこする。
誤り。
高齢者の皮膚は薄く傷つきやすいため、強くこするのは不適切です。やさしく洗います。
4.入浴後は水分補給を促す。
適切である。
入浴後は発汗により水分が失われるため、脱水予防として水分補給を促します。
覚えるポイント
- 入浴後は水分補給を促します。
- 脱衣室と浴室の温度差を小さくします。
- 高齢者の皮膚はやさしく洗います。
- 入浴時は転倒、脱水、ヒートショックに注意します。