R06A140|令和6年度 准看護師試験 過去問
精神看護気分障害・不安関連障害PTSD・トラウマ
心的外傷後ストレス障害(PTSD)について、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、PTSDの代表的症状が問われています。
PTSDでは、外傷体験が突然よみがえるフラッシュバックがみられることがあります。
解説
心的外傷後ストレス障害、PTSDは、生命の危険を感じるような出来事、事故、災害、暴力、虐待などの心的外傷体験の後に生じる精神的反応です。
主な症状には、フラッシュバック、悪夢、侵入的な記憶、回避、過覚醒、睡眠障害、不安、集中困難などがあります。
体験直後から症状が出ることもありますが、一定期間をおいて出現することもあります。「直後から発症する」と限定するのは不適切です。睡眠にも影響を及ぼしやすく、不眠や悪夢がみられます。
精神看護のポイント
PTSDの患者には、無理に体験を詳しく話させないことが大切です。安全で安心できる環境を整え、患者のペースを尊重して関わります。
選択肢の確認
1.心的外傷となる体験直後から発症する。
誤り。
PTSDは体験直後だけでなく、時間が経ってから症状が出ることもあります。直後からと限定するのは誤りです。
2.睡眠には影響を及ぼさない。
誤り。
PTSDでは不眠、悪夢、中途覚醒など睡眠障害がみられることがあります。睡眠への影響は重要です。
3.フラッシュバックがみられる。
正しい。
フラッシュバックはPTSDの代表的症状です。外傷体験が突然よみがえり、強い恐怖や苦痛を感じることがあります。
4.感覚が鋭くなる。
誤り。
過覚醒により物音に敏感になることはありますが、PTSDの特徴として最も正しい表現はフラッシュバックです。
覚えるポイント
- PTSDではフラッシュバックがみられます。
- 悪夢や不眠など睡眠障害も起こります。
- 発症は体験直後に限りません。
- 無理に体験を語らせず、安全感を支えます。