R05B125|令和5年度 准看護師試験 過去問
疥癬について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、疥癬の感染対策と衣類・寝具の処理が問われています。
疥癬はヒゼンダニによって起こる皮膚感染症で、強いかゆみと接触感染が重要です。
解説
疥癬は、ヒゼンダニが皮膚の角質層に寄生して起こります。皮膚接触や寝具・衣類を介して感染することがあります。
衣類や寝具にはダニが付着している可能性があるため、50℃以上の湯に10分間浸けた後、洗濯する処理が有効です。熱に弱い性質を利用します。
疥癬では強い掻痒感がみられます。特に夜間にかゆみが強くなることがあります。軽度とはいえません。
通常疥癬でも接触予防策が必要であり、集団感染を防ぐために個室管理が検討されることがあります。角化型疥癬では感染力が強く、厳重な隔離と感染対策が必要です。個室隔離が必要ないと一律にいうのは不適切です。
潜伏期間は初感染では数週間程度になることがあり、約1週間と固定して覚えるのは適切ではありません。
感染予防のポイント
疥癬では、手袋・ガウンの使用、リネン管理、爪を短くすること、皮膚の掻破予防が重要です。かゆみ、皮疹の部位、同室者や家族の症状も確認します。
選択肢の確認
1.掻痒感は軽度である。
誤り。
疥癬では強い掻痒感がみられます。夜間にかゆみが強くなることもあります。
2.衣類は 50 ℃ 以上の湯に 10 分間浸けた後、洗濯する。
正しい。
ヒゼンダニは熱に弱いため、衣類や寝具を50℃以上の湯に10分間浸けた後に洗濯することが有効です。
3.個室隔離は必要ない。
誤り。
感染拡大を防ぐため、患者の状態や疥癬の型に応じて個室管理や接触予防策が必要になります。
4.約 1 週間の潜伏期間を経て発症する。
誤り。
疥癬の潜伏期間は初感染では数週間程度となることがあります。約1週間と固定するのは適切ではありません。
覚えるポイント
- 疥癬はヒゼンダニによる。
- 疥癬では強いかゆみがみられる。
- 衣類や寝具は50℃以上で10分間処理する。
- 接触予防策とリネン管理が重要である。
- 集団感染を防ぐため、同室者や家族も観察する。