R05A83令和5年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進循環器疾患虚血性心疾患

不安定狭心症患者の治療と看護について、適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、不安定狭心症の治療と急変予防が問われています。

不安定狭心症は急性冠症候群に含まれ、心筋梗塞へ進行する危険があるため、安静と厳重な観察が必要です。

解説

不安定狭心症では、冠動脈の血流が不安定になり、安静時にも胸痛が起こったり、発作が増えたりします。治療では、医師の指示によりニトログリセリンが投与されることがあります。ニトログリセリンは冠動脈を拡張し、心筋の酸素需要を減らして胸痛を軽減します。

不安定狭心症では、心電図変化や不整脈、心筋梗塞への進行に注意するため、心電図モニターの装着が必要になることがあります。

心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈インターベンションが適応となる場合もあります。運動負荷心電図検査は心臓に負荷をかけるため、不安定な状態では通常行いません。

報告が必要なサイン
胸痛の持続、冷汗、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、悪心、意識状態の変化、不整脈があれば速やかに報告します。

選択肢の確認

1.医師の指示でニトログリセリンを投与する。
適切である。
不安定狭心症では、胸痛の緩和や冠血流の改善を目的に、医師の指示でニトログリセリンを投与することがあります。

2.心電図モニターの装着は不要である。
誤り。
不安定狭心症では心筋梗塞や不整脈への進行に注意が必要であり、心電図モニターで観察することがあります。

3.心臓カテーテル治療は適応ではない。
誤り。
状態によっては心臓カテーテル検査やカテーテル治療が適応となる場合があります。

4.運動負荷心電図検査を実施する。
誤り。
不安定狭心症では、運動による心負荷が危険なため、運動負荷心電図検査は通常適切ではありません。

覚えるポイント

  • 不安定狭心症は心筋梗塞へ進行する危険がある。
  • 胸痛時は安静を保ち、医師の指示でニトログリセリンを使用する。
  • 心電図モニターで不整脈や虚血変化を観察する。
  • 不安定な状態で運動負荷をかけない。
  • 胸痛、冷汗、呼吸困難、血圧低下は速やかに報告する。

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