R05A57|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術呼吸援助胸腔ドレナージ管理
胸腔ドレナージ中に、呼吸性移動(呼吸に伴い上下に動く)を観察するのはどこか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胸腔ドレナージ装置の各部分の役割が問われています。
胸腔ドレナージでは、排液量だけでなく、水封室の呼吸性移動、エアリーク、接続状態を観察します。
解説
胸腔ドレナージでは、胸腔内の空気や血液、浸出液を排出し、肺の再膨張を助けます。
呼吸性移動とは、水封室の水面が呼吸に伴って上下する動きです。水封室は、胸腔内と外気を遮断し、空気の逆流を防ぐ役割があります。呼吸性移動がみられることで、胸腔内圧の変化がドレーンに伝わっていることを確認できます。
排液室は排液の量や性状を観察する場所です。吸引圧調節装置は吸引圧を調整する部分です。胸腔ドレーンバッグ全体を指す表現では、呼吸性移動を観察する具体的部位として不十分です。
安全管理上のポイント
胸腔ドレーンは、抜去、屈曲、閉塞、接続外れ、転倒による逆流に注意します。急な呼吸困難、胸痛、SpO2低下、排液急増、皮下気腫があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.排液室(蓄液装置)
誤り。
排液室では排液量、色、性状を観察します。呼吸性移動を観察する場所ではありません。
2.水封室(水封装置)
正しい。
水封室では、呼吸に伴って水面が上下する呼吸性移動を観察します。
3.吸引圧調節装置(吸引圧制御室)
誤り。
吸引圧調節装置は吸引圧を調整・確認する部分です。呼吸性移動を観察する場所ではありません。
4.胸腔ドレーンバッグ(チェストドレナージバッグ)
誤り。
胸腔ドレーンバッグは装置全体を指す表現です。呼吸性移動を観察する具体的な場所は水封室です。
覚えるポイント
- 呼吸性移動は水封室で観察する。
- 排液室では排液量、色、性状を観察する。
- 水封室は空気の逆流を防ぐ。
- 胸腔ドレーンでは抜去、屈曲、閉塞、接続外れに注意する。
- 呼吸困難、SpO2低下、排液急増は報告が必要である。