R05A26|令和5年度 准看護師試験 過去問
保健医療福祉と看護倫理医療制度・統計医療保険・医療提供体制
国民医療費について、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、国民医療費の定義が問われています。
国民医療費は、医療制度や保健医療統計を理解するうえで重要な用語です。
解説
国民医療費は、医療機関などで行われる傷病の治療に必要な医療費を推計したものです。
ここでいう傷病の治療には、医科診療、歯科診療、薬局調剤、入院時食事・生活医療費、訪問看護などが含まれます。
一方で、正常な妊娠・分娩、健康診断、予防接種、美容目的の処置など、傷病の治療ではないものは原則として国民医療費に含まれません。
国民医療費は、人口の高齢化や医療技術の進歩などの影響を受けます。平成22年をピークに減少傾向にある、また令和元年が2,152億円であった、という説明は適切ではありません。国民医療費は兆円規模の統計です。
試験ではここを押さえる
統計問題では、細かい金額だけでなく、「何を含むか」「何を含まないか」をまず確認します。
選択肢の確認
1.医療機関などにおける傷病の治療に要する費用の推計である。
正しい。
国民医療費は、医療機関などで行われる傷病の治療に要する費用の推計です。
2.正常な妊娠・分娩にかかる費用も含まれる。
誤り。
正常な妊娠・分娩は傷病の治療ではないため、国民医療費には原則として含まれません。
3.平成 22(2010)年をピークに減少傾向にある。
誤り。
国民医療費は平成22年をピークに減少傾向にあるとはいえません。高齢化などの影響もあり、長期的には増加傾向として理解します。
4.令和元(2019)年は 2,152 億円であった。
誤り。
令和元年の国民医療費は兆円規模であり、2,152億円ではありません。
覚えるポイント
- 国民医療費は傷病の治療に要する費用の推計である。
- 正常な妊娠・分娩は原則として含まれない。
- 健康診断や予防接種など、治療ではない費用は原則として含まれない。
- 統計問題では、定義と含まれる範囲を確認する。