R05A18|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進感染症・免疫黄色ブドウ球菌・MRSA
黄色ブドウ球菌について、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、黄色ブドウ球菌の性質が問われています。
黄色ブドウ球菌は、皮膚や鼻腔に存在することがあり、化膿性炎症や食中毒、院内感染に関係します。
解説
黄色ブドウ球菌はグラム陽性球菌です。皮膚や鼻腔などに存在することがあり、創部感染、膿瘍、肺炎、食中毒などの原因になることがあります。
黄色ブドウ球菌は、エンテロトキシンなどの毒素を産生することがあります。食中毒では、菌そのものだけでなく毒素によって悪心、嘔吐、腹痛、下痢などが起こります。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌はMRSAと呼ばれ、ペニシリンなど多くのβラクタム系抗菌薬に耐性を示します。抗菌薬の選択は医師が行い、准看護師は感染予防策や患者観察を確実に行います。
感染予防のポイント
MRSAなどの薬剤耐性菌では、手指衛生、標準予防策、必要時の接触感染予防策が重要です。創部、カテーテル刺入部、発熱、排膿の有無を観察します。
選択肢の確認
1.毒素を産生することがある。
正しい。
黄色ブドウ球菌は毒素を産生することがあり、食中毒や毒素性ショック症候群などに関係します。
2.グラム陰性菌である。
誤り。
黄色ブドウ球菌はグラム陽性球菌です。グラム陰性菌ではありません。
3.腸内の常在菌である。
誤り。
黄色ブドウ球菌は主に皮膚や鼻腔などに存在することがあります。腸内の代表的な常在菌として覚える菌ではありません。
4.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)にはペニシリンが有効である。
誤り。
MRSAはメチシリンなどに耐性を示す黄色ブドウ球菌です。ペニシリンが有効であるとはいえません。
覚えるポイント
- 黄色ブドウ球菌はグラム陽性球菌である。
- 黄色ブドウ球菌は毒素を産生することがある。
- MRSAは薬剤耐性菌である。
- 薬剤耐性菌では手指衛生と接触感染予防策が重要である。