34PM156|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
あん摩マッサージ指圧理論体表反応・刺激受容反応点・皮膚受容器・伸張刺激
スタティックストレッチによる筋の伸張刺激の伝導に最も関与するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、筋の伸張刺激、つまり深部感覚の伝導路を確認します。
筋の伸張や関節位置などの識別性の高い感覚は、主に後索路を上行します。
解説
スタティックストレッチでは、筋がゆっくり伸ばされます。このとき筋紡錘や関節・筋腱の受容器から、筋の長さや伸張の情報が中枢へ伝わります。
このような深部感覚や識別性触圧覚は、脊髄の後索を上行し、延髄で中継して内側毛帯へ向かう経路と関係します。
脊髄前角は運動ニューロン、脊髄側角は自律神経の節前ニューロン、脊髄前索は粗大触圧覚などで関係します。本問の筋伸張刺激の伝導では後索が最も適切です。
ひっかけポイント
深部感覚、振動覚、識別性触圧覚は後索を考えます。運動ニューロンの前角と混同しないようにします。
選択肢の確認
1.脊髄側角
誤り。
脊髄側角は交感神経系などの自律神経に関係します。筋の伸張刺激の伝導路としては後索が適切です。
2.脊髄前角
誤り。
脊髄前角には運動ニューロンが存在します。筋へ運動指令を出す部位であり、伸張刺激の求心性伝導路ではありません。
3.脊髄後索
正しい。
筋の伸張刺激や深部感覚は後索を上行します。スタティックストレッチによる筋伸張刺激の伝導に最も関与します。
4.脊髄前索
誤り。
脊髄前索は粗大触圧覚などの伝導に関係します。筋伸張刺激の伝導として最も適切なのは後索です。
覚えるポイント
- 筋の伸張刺激は深部感覚として考えます。
- 深部感覚は脊髄後索を上行します。
- 前角は運動、側角は自律神経、前索は粗大触圧覚で整理します。