33PM134|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論弁証論治痹証・経脈病証
次の症例で最も適切な痹証はどれか。 「64歳の女性。主訴は手関節の痛み。固定性の重だるい痛みで、湿度が高い日に症状が増悪する。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、痹証の種類と痛みの性質を確認します。
固定性で重だるく、湿度が高い日に悪化する痛みは、湿邪が関係する着痹を考えます。
解説
痹証は、風・寒・湿・熱などの邪が経絡や関節に入り、気血の流れを妨げて痛みやしびれを生じる病証です。
着痹は湿邪が強い痹証です。痛みが固定し、重だるく、腫れやしびれを伴いやすく、湿度が高い日や雨の日に悪化しやすいのが特徴です。
行痹は痛みが移動しやすい風の痹証、痛痹は寒による強い痛み、熱痹は発赤・熱感・腫脹を伴う痹証です。
ひっかけポイント
重だるい、固定性、湿度で悪化は着痹です。移動する痛みは行痹、強い冷え痛みは痛痹です。
選択肢の確認
1.行 痹
誤り。
行痹は風邪の関与が強く、痛みがあちこち移動しやすいのが特徴です。本症例は固定性で重だるい痛みのため、着痹が適切です。
2.痛 痹
誤り。
痛痹は寒邪の関与が強く、強い痛みや冷え、温めると軽減する痛みが特徴です。湿度で悪化する重だるい痛みとは異なります。
3.着 痹
正しい。
着痹は湿邪の関与が強く、固定性で重だるい痛みを特徴とします。湿度が高い日に悪化する本症例に最も合います。
4.熱 痹
誤り。
熱痹では関節の発赤、熱感、腫脹、強い炎症症状がみられます。本症例では熱感より湿による重だるさが中心です。
覚えるポイント
- 着痹は湿邪による痹証です。
- 着痹では固定性、重だるい痛み、湿度で悪化が重要です。
- 行痹は移動性、痛痹は寒による強い痛み、熱痹は熱感と発赤で判断します。