32PM160|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
あん摩マッサージ指圧理論体表反応・刺激受容反応点・皮膚受容器・伸張刺激
ゲートコントロール説の鎮痛発現に関与する神経線維はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ゲートコントロール説による鎮痛と、関与する神経線維を確認します。
触圧刺激を加えると痛みが軽くなる現象は、太い求心性線維による痛み入力の抑制として説明されます。
解説
ゲートコントロール説では、脊髄後角で痛みの入力が調節されると考えます。
痛みは主に細いⅢ群線維やⅣ群線維で伝えられます。一方、触圧覚などを伝える太い線維が活動すると、脊髄後角の抑制性介在ニューロンが働き、痛みの伝達が抑えられます。
この鎮痛発現に関与する線維として、選択肢ではⅡ群線維が適切です。あん摩・マッサージ・指圧などの触圧刺激による鎮痛を理解するうえで重要です。
ひっかけポイント
痛みを伝える細い線維ではなく、触圧刺激を伝える太い線維が痛みのゲートを閉じると考えます。
選択肢の確認
1.Ⅰ群線維
誤り。
Ⅰ群線維は筋紡錘や腱器官に関係する太い線維です。ゲートコントロール説の鎮痛発現で問われる触圧刺激の線維としてはⅡ群線維が適切です。
2.Ⅱ群線維
正しい。
Ⅱ群線維は触圧刺激などに関係し、脊髄後角で痛みの伝達を抑制するゲートコントロールに関与します。
3.Ⅲ群線維
誤り。
Ⅲ群線維は痛みや温度などに関係する細い線維です。痛みの入力側として重要ですが、鎮痛発現に関与する線維としてはⅡ群線維を選びます。
4.Ⅳ群線維
誤り。
Ⅳ群線維は無髄の細い線維で、痛みや温度、化学刺激などを伝えます。ゲートを閉じる触圧刺激の線維としては不適切です。
覚えるポイント
- ゲートコントロール説では脊髄後角で痛みが調節されます。
- 触圧刺激を伝える太い線維が痛みの伝達を抑えます。
- 鎮痛発現に関与する線維としてⅡ群線維を押さえます。