32PM148|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
次の文で示す症例について、問題147、問題148の問いに答えよ。 「25歳の女性。主訴は便秘。3か月前に事務職から営業職に配置転換となった。外出や移動でトイレの利用が制限され、便意があっても我慢することが増えた。」 生活指導で最も優先すべきなのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、便意を我慢する習慣で起こる便秘に対する生活指導を確認します。
排便反射を回復させるには、毎日一定の時刻に排便を試みる習慣が重要です。
解説
便意を我慢することが増えると、排便反射が弱くなり、便秘が悪化します。このような場合は、排便のリズムを整えることが最優先です。
特に朝食後など、胃結腸反射が起こりやすい時間にトイレへ行く習慣を作ると、排便反射を利用しやすくなります。
洋式トイレでは、一般に前傾姿勢の方が腹圧をかけやすく、直腸肛門角も排便しやすい方向になります。水分摂取を控えると便が硬くなり、便秘が悪化しやすくなります。
生活指導のポイント
便秘では、便意を我慢しないこと、決まった時間にトイレへ行くこと、水分と食物繊維を適切に摂ることが基本です。
選択肢の確認
1.洋式トイレでは上半身を後傾する。
誤り。
洋式トイレでは、上半身をやや前傾させる方が排便しやすい姿勢になります。後傾は排便を助ける姿勢として不適切です。
2.同じ時刻に排便する習慣をつける。
正しい。
排便反射を整えるためには、毎日同じ時刻にトイレへ行く習慣をつけることが重要です。この症例では最も優先すべき生活指導です。
3.腹筋運動を習慣づける。
誤り。
腹筋力の維持は排便に役立つことがありますが、この症例の主因は便意を我慢する習慣です。まず排便リズムの形成を優先します。
4.水分の摂取を控える。
誤り。
水分摂取を控えると便が硬くなり、便秘が悪化しやすくなります。便秘では適切な水分摂取が重要です。
覚えるポイント
- 便意を我慢する便秘では、排便習慣の再形成が重要です。
- 同じ時刻にトイレへ行く習慣をつけます。
- 水分摂取を控えると便秘が悪化しやすくなります。