32AM43|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学診察・臨床検査神経診察・尿検査・心電図
異常歩行と疾患の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、異常歩行と原因疾患の組合せを確認します。
歩行異常は、神経疾患、筋力低下、関節疾患を分けて考えると整理しやすくなります。
解説
酩酊歩行は、酒に酔ったようにふらつく歩行で、小脳障害でみられます。小脳は姿勢や運動の協調に関係するため、小脳梗塞では体幹失調やふらつきが出やすくなります。
小刻み歩行はパーキンソン病、分回し歩行は片麻痺、トレンデレンブルグ歩行は中殿筋など股関節外転筋の筋力低下でみられます。
ひっかけポイント
小脳は酩酊歩行、パーキンソン病は小刻み歩行、片麻痺は分回し歩行と結びつけます。
選択肢の確認
1.酩酊歩行 小脳梗塞
正しい。
小脳梗塞では運動失調が起こり、酔ったようにふらつく酩酊歩行がみられます。組合せとして適切です。
2.小刻み歩行 視床出血
誤り。
小刻み歩行は、パーキンソン病で代表的にみられる歩行です。視床出血との組合せとしては最も適切ではありません。
3.分回し歩行 変形性股関節症
誤り。
分回し歩行は、片麻痺などで下肢を外側に回しながら歩く歩行です。変形性股関節症では疼痛回避による跛行などが問題になります。
4.トレンデレンブルグ歩行 パーキンソン病
誤り。
トレンデレンブルグ歩行は、中殿筋など股関節外転筋の筋力低下で骨盤が傾く歩行です。パーキンソン病の代表的な歩行ではありません。
覚えるポイント
- 酩酊歩行は小脳障害でみられます。
- 小刻み歩行はパーキンソン病で重要です。
- 分回し歩行は片麻痺、トレンデレンブルグ歩行は股関節外転筋筋力低下と関連します。