34AM44|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学診察・臨床検査神経診察・尿検査・心電図
尿検査について最も適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、尿検査でみるpH、ビリルビン、尿糖、蛋白尿の基本を確認します。
一過性の蛋白尿は、激しい運動、発熱、ストレスなどでみられることがあります。
解説
尿検査では、尿蛋白、尿糖、尿潜血、尿ビリルビン、pHなどを確認します。
激しい運動の後には、一過性に尿蛋白が陽性となることがあります。これは必ずしも腎疾患を意味するものではなく、再検査や経過確認が必要になります。
正常尿のpHは弱酸性から中性付近で、pH 9.0前後は通常よりアルカリ性です。尿ビリルビンは肝胆道系の異常で陽性になりやすく、腎障害そのものを示す検査ではありません。尿糖は血糖が腎閾値を超えると陽性になり、一般に100 mg/dLを超えただけでは陽性になりません。
ひっかけポイント
尿糖は血糖100 mg/dLで陽性ではありません。腎閾値を超える高血糖で出やすくなります。
選択肢の確認
1.正常尿のpHは9.0前後である。
誤り。
正常尿のpHは一般に弱酸性から中性付近です。pH 9.0前後は強いアルカリ性であり、正常尿の代表値としては不適切です。
2.尿ビリルビンは腎障害によって陽性になる。
誤り。
尿ビリルビンは肝細胞障害や胆道閉塞など、肝胆道系の異常で陽性になりやすい検査です。腎障害そのものを示すものではありません。
3.尿糖は血糖値が100 mg/dLを超えると陽性になる。
誤り。
尿糖は血糖値が腎閾値を超えたときに陽性になります。100 mg/dLを超えただけで尿糖陽性になるわけではありません。
4.激しい運動は蛋白尿の誘因となる。
正しい。
激しい運動後には一過性の蛋白尿がみられることがあります。尿検査の結果を判断するときは、採尿前の運動や発熱なども確認します。
覚えるポイント
- 激しい運動は一過性蛋白尿の誘因になります。
- 尿ビリルビンは肝胆道系異常で重要です。
- 尿糖は腎閾値を超える高血糖で陽性になりやすいです。
- 正常尿pHはpH 9前後ではありません。