32AM40|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学診察・臨床検査身体診察・検査値
現代医学における腹部の触診について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、腹部診察における触診の基本手順を確認します。
腹部診察では、視診、聴診、打診、触診の順を意識します。触診では腹壁を緊張させないことが重要です。
解説
腹部の触診では、患者を仰臥位にし、膝を軽く曲げるなどして腹筋の緊張をゆるめます。そのため、下肢を屈曲させることは正しい対応です。
腹部診察では、腸蠕動音などが触診で変化する可能性があるため、触診より先に聴診を行います。
また、触診は痛みの少ない部位から始め、最後に疼痛部位を確認します。呼吸は腹壁の緊張を避けるため、できるだけ楽な呼吸を促します。
ひっかけポイント
腹部診察では、触診を急がないことが重要です。聴診を先に行い、触診は痛くない部位から始めます。
選択肢の確認
1.聴診より先に行う。
誤り。
腹部診察では、触診によって腸蠕動音が変化する可能性があるため、通常は聴診を触診より先に行います。
2.下肢は屈曲させる。
正しい。
下肢を軽く屈曲させると腹筋の緊張がゆるみ、腹部の触診を行いやすくなります。
3.胸式呼吸をさせる。
誤り。
腹部触診では、腹壁の緊張を避けることが重要です。胸式呼吸を強く意識させるより、楽に呼吸してもらうことが基本です。
4.疼痛部位から触れる。
誤り。
触診は痛みの少ない部位から始め、疼痛部位は最後に確認します。最初に疼痛部位を触れると、防御性収縮が起こりやすくなります。
覚えるポイント
- 腹部診察では、聴診を触診より先に行います。
- 触診では下肢を屈曲させ、腹壁の緊張をゆるめます。
- 疼痛部位は最後に触れます。