32AM26|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
基礎医学生理学消化・排泄・水分代謝
胃液分泌を低下させるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、胃液分泌を促進する因子と抑制する因子を区別します。
胃液分泌は、迷走神経、ガストリン、食物刺激で促進され、十二指腸側からの刺激で抑制されることがあります。
解説
食物のにおいや味、胃内への食物流入、迷走神経活動、ガストリン分泌は、胃酸分泌を促進します。
一方、酸性の内容物が十二指腸に流入すると、十二指腸粘膜が刺激され、セクレチンなどの消化管ホルモンを介して胃酸分泌や胃排出が抑制されます。
これは、十二指腸が過度に酸性になることを防ぎ、膵液や胆汁による中和・消化を行いやすくするためです。
ひっかけポイント
胃液分泌を「増やすもの」と「減らすもの」を分けます。迷走神経とガストリンは促進、十二指腸への酸刺激は抑制です。
選択肢の確認
1.食物による嗅覚の刺激
誤り。
食物のにおいによる刺激は、迷走神経を介して胃液分泌を促進します。胃液分泌を低下させる因子ではありません。
2.ガストリン分泌の増加
誤り。
ガストリンは胃酸分泌を促進するホルモンです。分泌が増えると胃液分泌は増加しやすくなります。
3.迷走神経活動の亢進
誤り。
迷走神経活動が亢進すると、胃液分泌は促進されます。胃液分泌を低下させるものではありません。
4.酸による十二指腸粘膜の刺激
正しい。
酸性の胃内容物が十二指腸に入ると、十二指腸粘膜からの調節により胃酸分泌や胃排出が抑制されます。
覚えるポイント
- 迷走神経活動は胃液分泌を促進します。
- ガストリンは胃酸分泌を促進します。
- 十二指腸への酸刺激は、胃液分泌を抑制する方向に働きます。