34PM168第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

はり理論鍼刺激と鎮痛機序ひびき・神経線維・迷走神経反射・内因性オピオイド・下行性抑制

下腿前面への刺鍼による迷走神経反射で胃運動が亢進した。関与する九刺はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、離れた部位への刺鍼で内臓機能に影響を与える考え方と、九刺の名称を結びつけます。

下腿前面への刺鍼で胃運動が亢進するように、病所から離れた部位を用いる刺法は遠道刺です。

解説

遠道刺は、病のある部位から離れた場所に刺す方法です。遠隔部の経穴刺激によって、経絡や神経反射を介して症状を調整する考え方です。

下腿前面には足陽明胃経の経穴があり、胃の機能と関係します。下腿前面への刺鍼で迷走神経反射を介し胃運動が亢進したという説明は、遠隔部から内臓機能を調整する遠道刺に合います。

絡刺は絡脈を刺す方法、巨刺は左右反対側を刺す方法、大瀉刺は強く瀉す方法として整理します。

ひっかけポイント
「病所から離れた部位」「遠隔部から内臓を調整」という表現が出たら遠道刺を考えます。

選択肢の確認

1.絡刺
誤り。
絡刺は絡脈を刺す方法として整理されます。下腿前面への遠隔刺激で胃運動が亢進する説明には遠道刺が適切です。

2.巨刺
誤り。
巨刺は病のある側と反対側に刺す方法です。左右差を利用する刺法であり、本問の遠隔部刺激とは異なります。

3.大瀉刺
誤り。
大瀉刺は邪気を強く瀉すような刺法として整理します。下腿前面から胃運動に影響する遠隔刺法としては遠道刺が適切です。

4.遠道刺
正しい。
遠道刺は病所から離れた部位に刺す方法です。下腿前面への刺鍼により胃運動が亢進した説明に一致します。

覚えるポイント

  • 遠道刺は病所から離れた部位に刺します。
  • 下腿前面には胃経の経穴があり、胃機能と関係します。
  • 巨刺は反対側に刺す方法です。
  • 九刺は、名称と刺法の特徴をセットで覚えます。

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