34PM167|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
はり理論鍼刺激と鎮痛機序ひびき・神経線維・迷走神経反射・内因性オピオイド・下行性抑制
刺鍼による反応で最も早期に起こるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、刺鍼刺激を受けて生体反応が起こる順序を考えます。
最も早期に起こるのは、刺激を受容した末梢神経線維の興奮です。
解説
刺鍼刺激が加わると、まず局所の受容器が刺激され、末梢神経線維が興奮します。鍼刺激では、細い求心性線維であるⅣ群線維などが関与します。
その後、脊髄や中枢を介して自律神経反応、内因性鎮痛系の賦活、疼痛閾値の上昇、局所血流変化などが起こります。
したがって、刺鍼による反応で最も早期に起こるものはⅣ群線維の興奮です。
ひっかけポイント
血管拡張や疼痛閾値上昇は重要な反応ですが、まず起こるのは刺激を受け取る神経線維の興奮です。
選択肢の確認
1.Ⅳ群線維の興奮
正しい。
刺鍼刺激により、まず末梢の受容器と求心性神経線維が興奮します。最も早期の反応として適切です。
2.疼痛閾値の上昇
誤り。
疼痛閾値の上昇は、鍼刺激後に中枢性の抑制機構などが関与して生じます。末梢神経線維の興奮より後の反応です。
3.自律神経の興奮
誤り。
自律神経反応は刺鍼刺激が中枢へ伝わった後に起こります。最初に起こる反応ではありません。
4.刺鍼局所の血管拡張
誤り。
局所の血管拡張は軸索反射や局所反応などで起こりますが、まず刺激を受容して神経線維が興奮することが先です。
覚えるポイント
- 刺鍼刺激では、まず末梢受容器と求心性線維が興奮します。
- Ⅳ群線維は鍼刺激の初期反応に関係します。
- 疼痛閾値上昇や自律神経反応は中枢を介して起こります。
- 局所血管拡張は神経反応の後に生じる反応として整理します。