34AM55|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論消化器・肝胆膵・乳腺膵癌・アルコール性肝障害・乳癌
乳癌について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、乳癌の症状、性差、転移、治療の基本が問われています。
乳癌の主な自覚症状として重要なのは、乳房のしこりです。
解説
乳癌では、乳房のしこり、乳頭分泌、皮膚のひきつれ、乳頭陥凹、腋窩リンパ節腫大などがみられることがあります。最も代表的な症状は乳房のしこりです。
乳癌は女性に多い疾患ですが、男性にも発症します。転移しやすいリンパ節は主に腋窩リンパ節です。ホルモン受容体陽性乳癌では、エストロゲン作用を抑える治療が用いられるため、エストロゲン補充療法を行うという記述は不適切です。
ひっかけポイント
乳癌は男性にも発症します。リンパ節転移では頸部より腋窩リンパ節をまず考えます。
選択肢の確認
1.男性には発症しない。
誤り。
乳癌は女性に多い疾患ですが、男性にも発症します。男性には発症しないと断定するのは不適切です。
2.主な症状は乳房のしこりである。
正しい。
乳癌の主な症状は乳房のしこりです。乳頭分泌や皮膚のひきつれを伴うこともあります。
3.頸部リンパ節に転移しやすい。
誤り。
乳癌でまず重要なのは腋窩リンパ節への転移です。頸部リンパ節が代表的な転移先とはいえません。
4.エストロゲン補充療法を行う。
誤り。
乳癌では、ホルモン受容体陽性の場合にエストロゲン作用を抑える治療が行われます。エストロゲン補充療法は乳癌治療として不適切です。
覚えるポイント
- 乳癌の主な症状は乳房のしこりです。
- 男性にも乳癌は発症します。
- リンパ節転移では腋窩リンパ節が重要です。
- ホルモン受容体陽性乳癌ではエストロゲン作用を抑える治療を考えます。