34AM54|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論消化器・肝胆膵・乳腺膵癌・アルコール性肝障害・乳癌
アルコール性肝障害について誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題は「誤っているのはどれか。」を問う問題です。
アルコール性肝障害では、治療の基本、診断、検査所見、性差を整理しておくことが重要です。
解説
アルコール性肝障害の治療の基本は禁酒です。飲酒を続けると、脂肪肝、アルコール性肝炎、肝硬変へ進行することがあります。
診断では飲酒歴、血液検査、画像検査などを総合的に評価し、必要に応じて肝生検が有用です。血液検査ではγ-GT高値がみられやすいです。
飲酒量が同じ場合、一般に女性の方がアルコール性肝障害を発症しやすいとされます。したがって、「男性の方が発症しやすい」という記述が誤りです。
ひっかけポイント
この問題は「誤っているもの」を選びます。3は正答ですが、記述内容としては誤りです。
選択肢の確認
1.治療の基本は禁酒である。
記述としては正しい。
アルコール性肝障害の治療で最も重要なのは禁酒です。原因であるアルコール摂取を止めることが基本になります。
2.肝生検は診断に有用である。
記述としては正しい。
肝生検は肝組織の状態を直接評価できるため、診断や病態評価に有用なことがあります。ただし、実施は必要性やリスクを考慮して判断されます。
3.飲酒量が同量の場合、男性の方が発症しやすい。
正答。記述としては誤り。
飲酒量が同量の場合、一般に女性の方がアルコール性肝障害を発症しやすいとされます。したがって、男性の方が発症しやすいという記述は誤りです。
4.γ-GTが高値である。
記述としては正しい。
アルコール性肝障害ではγ-GTが高値となりやすいです。飲酒習慣や胆道系酵素の変化を考えるうえで重要な検査所見です。
この問題では「誤っているもの」を選ぶため、記述として誤っている3が正答です。
覚えるポイント
- アルコール性肝障害の治療の基本は禁酒です。
- γ-GT高値はアルコール性肝障害で重要です。
- 肝生検は診断に有用な場合があります。
- 飲酒量が同じなら、女性の方が発症しやすいとされます。
- 「誤っているのはどれか」では、正答選択肢の記述内容は誤りです。