34AM29|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
生理学代謝・腎・内分泌糖質・尿・バソプレシン
バソプレシンについて正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、バソプレシンの分泌部位と腎臓での作用が問われています。
バソプレシンは抗利尿ホルモンとも呼ばれ、体内の水分保持に重要です。
解説
バソプレシンは視床下部で合成され、下垂体後葉から分泌されるペプチドホルモンです。腎臓の集合管に作用し、水の再吸収を促進します。
水の再吸収が増えると尿量は減少し、尿は濃くなります。そのため、バソプレシンは抗利尿ホルモンと呼ばれます。
血漿浸透圧が上昇したときや循環血液量が低下したときに分泌が増加します。血漿浸透圧が低下すると、通常は分泌が抑制されます。
ひっかけポイント
バソプレシンは下垂体前葉ではなく後葉から分泌されます。血漿浸透圧が上がると分泌が増えます。
選択肢の確認
1.ステロイドホルモンである。
誤り。
バソプレシンはペプチドホルモンです。ステロイドホルモンではありません。
2.下垂体前葉から分泌される。
誤り。
バソプレシンは視床下部で合成され、下垂体後葉から分泌されます。下垂体前葉ホルモンではありません。
3.腎臓の集合管における水の再吸収を促す。
正しい。
バソプレシンは集合管で水の再吸収を促進します。その結果、尿量が減少し、体内に水分が保持されます。
4.血漿浸透圧が低下すると分泌が増加する。
誤り。
血漿浸透圧が上昇すると、体内の水分を保持するためにバソプレシン分泌が増加します。血漿浸透圧が低下すると分泌は抑制されます。
覚えるポイント
- バソプレシンは抗利尿ホルモンです。
- 視床下部で作られ、下垂体後葉から分泌されます。
- 腎臓の集合管で水の再吸収を促進します。
- 血漿浸透圧が上昇すると分泌が増加します。
- 尿量、水分保持、浸透圧をセットで理解します。