33PM99|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学概論五行・五神・病因病機恐・夏の外邪・七情・寒熱虚実
裏実熱と裏虚熱が同時にみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
実熱と虚熱が一つの病証内で併存するかを見分ける問題です。心腎不交では、心火の亢進という実熱と、腎陰不足による虚熱が同時にみられます。
解説
心腎不交は、腎陰が心火を制約できず、心火が下って腎を温養できない状態です。上部では心火亢盛による不眠、心煩、口舌の異常などが現れ、下部では腎陰虚による腰膝酸軟、盗汗、五心煩熱などが現れます。
このため、裏実熱と裏虚熱が同時にみられる病証として最も適切です。
選択肢の確認
1.肝火犯肺:誤り。肝火犯肺は肝火が肺を侵す実熱の病証で、虚熱の併存が本質ではありません。
2.心肝火旺:誤り。心肝火旺は心火と肝火がともに旺盛となる実熱の病証です。
3.心腎不交:正しい。心火の実熱と腎陰虚の虚熱が併存するため正しいです。
4.脾胃湿熱:誤り。脾胃湿熱は湿と熱が中焦に停滞する実証で、虚熱を本質としません。
覚えるポイント
- 心腎不交は心火亢盛と腎陰虚の組合せ。
- 実熱は心煩・口舌症状、虚熱は盗汗・五心煩熱など。
- 上熱下虚の構図を押さえる。