33PM98|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学概論五行・五神・病因病機恐・夏の外邪・七情・寒熱虚実
七情において、気を消耗する感情が過度に生じることでみられる症状はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
七情が気機に及ぼす作用と、関連する臓の症状を結び付ける問題です。「気を消耗する」のは悲・憂で、肺気が損なわれると咳嗽が現れます。
解説
七情では、怒ると気が上がり、喜ぶと気が緩み、悲しむと気が消え、恐れると気が下り、驚くと気が乱れ、思うと気が結ぶと整理します。悲・憂が過度になると肺気を消耗し、肺の宣発・粛降が失調して咳嗽や息切れが生じやすくなります。
したがって咳嗽が最も適切です。
選択肢の確認
1.頭痛:誤り。頭痛は肝陽上亢、風邪、瘀血など多くの原因で生じますが、気を消耗する感情から直接導く症状ではありません。
2.動悸:誤り。動悸は心血虚や心気虚などでみられますが、本問の肺気消耗を示す代表症状ではありません。
3.咳嗽:正しい。悲・憂により肺気が消耗し、肺の宣降が失調すると咳嗽が生じるため正しいです。
4.軟便:誤り。軟便は脾気虚や寒湿などでみられ、思慮過度による脾の失調との関連が考えられます。
覚えるポイント
- 悲・憂は気を消耗する。
- 悲・憂は肺を傷りやすい。
- 肺気失調では咳嗽・息切れを考える。