33PM92|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学概論気血津液・臓腑生理血・津液・化物・三焦
血について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
血の生成・運行・生理作用を区別する問題です。血には全身を栄養・滋潤する働きに加え、精神活動を支える働きがあることを押さえます。
解説
血は水穀の精微などを基礎として生成され、脈中を循行して臓腑・筋肉・皮膚などを栄養し、潤します。また、血は神を養う物質的基礎とされ、血が充足していれば意識、思考、睡眠などの精神活動が安定します。
このため「精神活動を正常に維持する」が正しい記述です。
選択肢の確認
1.宗気により構成される。:誤り。血の生成には水穀の精微、営気、津液、腎精などが関与します。宗気そのものによって構成されるという説明は適切ではありません。
2.精神活動を正常に維持する。:正しい。血は神を養い、精神活動を安定させる物質的基礎となるため正しいです。
3.脈外をめぐり全身に分布する。:誤り。血は原則として脈中を循行します。脈外に漏れるのは出血などの病的状態です。
4.生命活動を維持する精微物質である。:誤り。生命活動を維持する精微物質という表現は、東洋医学では主に「精」の説明に近く、血の固有の生理作用を述べたものではありません。
覚えるポイント
- 血の基本作用は栄養・滋潤と神の維持。
- 血は脈中をめぐる。
- 血虚では不眠、健忘、動悸などが現れやすい。