33AM62第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学各論運動器・整形外科側弯症・発育性股関節形成不全・変形性関節症・関節リウマチ

小児で体前屈時に肋骨隆起を認めた場合、疑う疾患はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、小児の体前屈時にみられる肋骨隆起から疾患を判断します。

体前屈で背部の左右差や肋骨隆起が目立つ場合、脊柱側弯症を疑います。

解説

側弯症では、脊柱が側方へ曲がるだけでなく、椎体の回旋を伴います。この回旋により、体前屈をしたときに片側の肋骨が後方へ突出して見えます。これを肋骨隆起、またはリブハンプといいます。

学校健診などでは、前屈検査で背部の左右差を確認し、側弯症の早期発見につなげます。

肺腫瘍、鳩胸、肋骨骨折では、体前屈時に肋骨隆起が特徴的に現れるわけではありません。

まず見るポイント
小児、前屈、肋骨隆起がそろったら側弯症を考えます。

選択肢の確認

1.側弯症
正しい。
側弯症では脊柱の側方弯曲と椎体回旋により、体前屈時に肋骨隆起がみられます。小児の検診で重要な所見です。

2.肺腫瘍
誤り。
肺腫瘍では咳、血痰、胸痛、呼吸困難などが問題になります。体前屈時の肋骨隆起を特徴とする疾患ではありません。

3.鳩胸
誤り。
鳩胸は胸骨や肋軟骨が前方へ突出する胸郭変形です。体前屈時に片側の肋骨隆起が目立つ側弯症とは異なります。

4.肋骨骨折
誤り。
肋骨骨折では局所の疼痛、圧痛、呼吸時痛がみられます。体前屈時の肋骨隆起を特徴とする疾患ではありません。

覚えるポイント

  • 体前屈時の肋骨隆起は側弯症を疑う所見です。
  • 側弯症では脊柱の側方弯曲と椎体回旋が起こります。
  • 小児の学校健診では前屈検査が重要です。
  • 鳩胸は胸郭前方突出であり、側弯症とは所見が異なります。

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