33AM81|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論運動器・整形外科側弯症・発育性股関節形成不全・変形性関節症・関節リウマチ
関節リウマチによる関節変形で最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、関節リウマチでみられやすい関節変形を選びます。
関節リウマチでは、手指の関節、特にMP関節やPIP関節に滑膜炎と関節破壊が起こり、特徴的な変形をきたします。
解説
関節リウマチは自己免疫性の慢性炎症性疾患で、滑膜炎を中心に関節破壊が進みます。
手指では、MP関節の尺側偏位、ボタン穴変形、スワンネック変形などが重要です。MP関節の尺側偏位は、手指が小指側へ偏位する変形です。
一方、O脚は変形性膝関節症、凹足は末梢神経障害や神経筋疾患、翼状肩甲は長胸神経麻痺などでみられます。関節リウマチの代表的変形として最も適切なのはMP関節の尺側偏位です。
ひっかけポイント
関節リウマチでは、左右対称性の多関節炎と手指変形をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.MP関節の尺側偏位
正しい。
関節リウマチではMP関節の滑膜炎と関節破壊により、手指が尺側へ偏位する変形がみられます。代表的な関節変形です。
2.O脚
誤り。
O脚は変形性膝関節症でよくみられる下肢アライメント異常です。関節リウマチによる代表的な関節変形としては不適切です。
3.凹足
誤り。
凹足は足の縦アーチが高くなる変形で、神経筋疾患や末梢神経障害などでみられることがあります。関節リウマチの代表的変形ではありません。
4.翼状肩甲
誤り。
翼状肩甲は肩甲骨が背部から浮き上がる所見で、長胸神経麻痺による前鋸筋麻痺などでみられます。関節リウマチの関節変形としては適切ではありません。
覚えるポイント
- 関節リウマチでは手指のMP関節、PIP関節が侵されやすいです。
- MP関節の尺側偏位は関節リウマチの代表的変形です。
- ボタン穴変形、スワンネック変形も重要です。
- O脚は変形性膝関節症で考えます。