33AM15第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

解剖学細胞・筋骨格筋細胞・下肢骨・頭蓋冠・頸部筋

筋細胞について正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、骨格筋、心筋、平滑筋の特徴を区別します。

心筋細胞では、細胞どうしが介在板で連結し、その中にギャップ結合があります。これにより電気的興奮が隣の細胞へ伝わります。

解説

心筋は、心臓を構成する筋です。心筋細胞は分岐し、隣接する心筋細胞と介在板で結合しています。介在板にはギャップ結合があり、細胞間でイオンが移動しやすく、興奮がすばやく伝わります。

この仕組みにより、心筋は全体として協調して収縮できます。

平滑筋は血管壁や消化管壁などに分布しますが、介在板で連結するわけではありません。大動脈壁に広く分布するのは主に平滑筋であり、心筋ではありません。筋小胞体には筋収縮に関係するカルシウムイオンが貯蔵されます。

ひっかけポイント
介在板とギャップ結合は心筋のキーワードです。筋小胞体はナトリウムではなくカルシウムを意識します。

選択肢の確認

1.平滑筋細胞は介在板で連結する。
誤り。
介在板で連結するのは心筋細胞です。平滑筋細胞は血管や消化管などに分布しますが、心筋のような介在板は持ちません。

2.心筋細胞は大動脈壁に広く分布する。
誤り。
心筋細胞は心臓の筋層に分布します。大動脈壁に広く分布するのは主に平滑筋細胞です。

3.心筋細胞は細胞間にギャップ結合をもつ。
正しい。
心筋細胞は介在板にギャップ結合をもちます。これにより電気的興奮が細胞間を伝わり、同期した収縮が可能になります。

4.筋小胞体には高濃度のナトリウムイオンが含まれる。
誤り。
筋小胞体には筋収縮に重要なカルシウムイオンが貯蔵されています。ナトリウムイオンではありません。

覚えるポイント

  • 心筋細胞は介在板で連結します。
  • 介在板にはギャップ結合があります。
  • 大動脈壁には平滑筋が多く分布します。
  • 筋小胞体はカルシウムイオンの貯蔵に関係します。

関連問題

33AM1433AM16
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)