32PM98|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学概論病因病機・五行本虚標実・長夏の湿邪・三毒説・相剋
長夏の病邪で生じやすい症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、五季のうち長夏と、それに対応する病邪を理解します。
長夏は湿が盛んになりやすい時期であり、湿邪による重だるさや浮腫が出やすくなります。
解説
長夏は、湿気が多く、脾に影響しやすい季節として考えます。湿邪は重く濁る性質があり、下に停滞しやすいため、下肢の重だるさや浮腫を生じやすくなります。
湿邪が脾の運化を妨げると、水液代謝が乱れ、むくみ、食欲不振、軟便、倦怠感などがみられます。
けいれんは風、激しい口渇や大量の汗は暑邪や熱邪との関連で考えます。長夏の病邪として最も適切なのは湿邪であり、下肢の浮腫を選びます。
ひっかけポイント
長夏は湿、湿は重だるい、むくむ、下にたまると整理します。
選択肢の確認
1.けいれん
誤り。
けいれんは風邪や肝風内動などで考えます。長夏の湿邪で生じやすい代表症状ではありません。
2.大量の汗
誤り。
大量の汗は暑邪や熱邪によって津液が外へ出る場合にみられやすい症状です。長夏の湿邪の代表としては下肢の浮腫が適切です。
3.激しい口渇
誤り。
激しい口渇は熱邪や暑邪で津液が消耗されたときにみられやすい症状です。湿邪の特徴としては適切ではありません。
4.下肢の浮腫
正しい。
長夏に盛んとなる湿邪は下に停滞しやすく、下肢の浮腫や重だるさを生じやすいです。正答です。
覚えるポイント
- 長夏の病邪は湿邪です。
- 湿邪は重濁性があり、体が重だるくなります。
- 湿邪は下に停滞しやすく、下肢の浮腫を起こします。
- 脾は湿を嫌い、湿邪で食欲不振や軟便が出やすくなります。