32PM173|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論艾・灸法透熱灸艾・焦灼灸・箱灸・小児灸
輻射熱を用いるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、灸法ごとの熱の伝わり方が問われています。
輻射熱は、熱源から離れた部位へ赤外線などの形で熱が伝わる現象です。箱灸では艾の燃焼熱が箱内から皮膚へ伝わります。
解説
箱灸は、箱状の器具の中で艾を燃焼させ、皮膚から少し離れた位置から広い範囲を温める灸法です。直接皮膚上で艾を燃やすのではなく、器具内の熱が皮膚へ伝わるため、輻射熱による温熱刺激を利用する灸法として整理します。
押灸は艾などを押し当てるように用いる灸法です。塩灸は塩を介して温熱刺激を与える隔物灸の一種で、熱伝導を利用します。紅灸は輻射熱を用いる代表としては扱いません。
ひっかけポイント
「離れた熱源から温める」「広い範囲をじんわり温める」ときは輻射熱を考えます。箱灸が代表です。
選択肢の確認
1.押灸
誤り。
押灸は灸を押し当てるようにして温熱刺激を与える方法です。輻射熱を用いる代表的な灸法としては箱灸が適切です。
2.箱灸
正しい。
箱灸は箱状の器具内で艾を燃焼させ、輻射熱によって広い範囲を温めます。設問に最も適切です。
3.塩灸
誤り。
塩灸は塩を介して温熱刺激を与える隔物灸です。熱の伝わり方としては、塩を介した熱伝導の要素が大きいです。
4.紅灸
誤り。
紅灸は輻射熱を用いる代表的な灸法としては扱いません。輻射熱を問われた場合は箱灸を選びます。
覚えるポイント
- 輻射熱は熱源から離れて熱が伝わる仕組みです。
- 箱灸は輻射熱を用います。
- 塩灸は隔物灸で、塩を介して温熱刺激を与えます。
- 灸法は、熱の伝わり方と刺激の強さで整理します。