32PM107|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
経絡経穴概論経絡系統・経筋・流注経別・足三陰経筋・手少陽病証・横隔膜・陽蹻脈
経脈の流注で横隔膜を貫かないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、経脈の流注で横隔膜を貫くかどうかが問われています。
横隔膜を貫く経脈は、胸腹部や臓腑の深部を通る経脈に多くみられます。
解説
手の太陰肺経は中焦に起こり、下って大腸に絡み、胃口をめぐり、横隔膜を貫いて肺に属します。
足の太陰脾経は脾に属し胃に絡み、横隔膜を上って咽や舌に関係します。手の少陽三焦経も三焦に関係し、胸腹部の深部を通る流注として横隔膜と関係します。
一方、足の太陽膀胱経は、頭部から背部、腰殿部、下肢後面を走る経脈で、体表の後面を長く走る特徴があります。横隔膜を貫く流注としては扱いません。
ひっかけポイント
膀胱経は背部・下肢後面を走る長い経脈です。胸腹部を深く通って横隔膜を貫く経脈とは区別します。
選択肢の確認
1.手の太陰肺経
誤り。
手の太陰肺経は横隔膜を貫いて肺に属するとされます。横隔膜を貫かない経脈ではありません。
2.足の太陰脾経
誤り。
足の太陰脾経は横隔膜を上り、咽や舌に至る流注を持ちます。横隔膜と関係します。
3.足の太陽膀胱経
正しい。
足の太陽膀胱経は背部や下肢後面を走る経脈であり、横隔膜を貫く経脈としては扱いません。設問に該当します。
4.手の少陽三焦経
誤り。
手の少陽三焦経は三焦に関係し、胸腹部の深部を通る流注を持ちます。横隔膜を貫く経脈として整理します。
覚えるポイント
- 肺経、脾経、三焦経は横隔膜と関係します。
- 足の太陽膀胱経は横隔膜を貫かない経脈として覚えます。
- 膀胱経は頭部、背部、下肢後面を走ります。
- 経脈流注は、体表走行と体内走行を分けて覚えます。