32AM89|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論感染症・呼吸器水痘・気管支拡張症・肺結核・自然気胸
次の文で示す症例について、問いに答えよ。「18歳の男性。背が高く痩せている。突然、右胸の痛みと息切れを感じた。」最初に行う検査はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、若年で背が高く痩せた男性に突然の胸痛と息切れが出た場合に疑う疾患と、最初に行う検査を選びます。
この状況では自然気胸を疑い、まず胸部単純エックス線検査を行います。
解説
自然気胸は、肺の一部が破れて胸腔内に空気が漏れ、肺が虚脱する疾患です。若年で背が高く痩せた男性に多く、突然の胸痛や息切れで発症します。
最初に行う検査としては、胸部単純エックス線検査が適切です。肺の虚脱、胸腔内の空気、縦隔偏位の有無などを確認できます。
胸部CT検査は詳しい評価に有用ですが、最初に行う検査としては胸部単純エックス線検査が基本です。呼吸機能検査は急性の気胸が疑われる状況ではまず行う検査ではありません。
ひっかけポイント
突然の胸痛、息切れ、若年やせ型男性とくれば自然気胸を疑います。初期検査は胸部単純エックス線です。
選択肢の確認
1.血液生化学検査
誤り。
血液検査は全身状態や炎症、臓器障害の評価には役立ちますが、自然気胸の初期診断として最初に行う検査ではありません。
2.呼吸機能検査
誤り。
呼吸機能検査は慢性呼吸器疾患の評価などに用います。急性の気胸が疑われる場面では、まず画像検査を行います。
3.胸部単純エックス線検査
正しい。
自然気胸を疑う場合、最初に胸部単純エックス線検査を行い、肺虚脱の有無を確認します。
4.胸部単純CT検査
誤り。
CT検査は詳細な評価には有用ですが、最初に行う検査としては胸部単純エックス線検査が基本です。
覚えるポイント
- 若年やせ型男性の突然の胸痛・息切れでは自然気胸を疑います。
- 自然気胸では胸部単純エックス線検査をまず行います。
- CT検査は詳細評価に用います。
- 急性胸痛では呼吸状態と循環状態の確認が重要です。