45PM43|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
診療放射線技師以外で、患者への放射線照射ができる職種はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、患者に対して放射線を照射できる職種を問います。
医療における放射線照射は、人体への被ばくを伴うため、実施できる職種が限定されています。
第2種MEでは、少なくとも次の整理を押さえます。
- 放射線を人体へ照射できる代表的職種:医師、歯科医師、診療放射線技師
- 診療放射線技師は、医師または歯科医師の具体的な指示のもとで照射を行う
- 臨床工学技士、看護師、薬剤師、臨床検査技師は、通常の業務として患者へ放射線照射を行わない
本問では「診療放射線技師以外」として選択肢にある職種の中から選ぶため、医師が正答です。
解説
放射線を人体へ照射する行為は、検査や治療に直結する医療行為です。
そのため、誰でも実施できるわけではありません。
医師は、診断や治療の一環として、患者に対する放射線照射を行うことができます。
また、診療放射線技師は、医師または歯科医師の具体的な指示を受けて放射線照射を行います。
一方、臨床工学技士は生命維持管理装置の操作や保守点検を行う専門職です。
放射線装置の安全管理や周辺機器の理解は必要ですが、患者への放射線照射そのものを業務として行う職種ではありません。
ひっかけポイント
「医療職なら指示があれば照射できる」と考えないようにします。
患者への放射線照射は、資格と業務範囲が明確に制限されている行為です。
選択肢の確認
1.臨床工学技士
誤り。
臨床工学技士は、人工呼吸器、人工心肺、血液浄化装置などの生命維持管理装置の操作や保守点検を担う職種です。患者への放射線照射を行う職種ではありません。
2.看護師
誤り。
看護師は、療養上の世話や診療の補助を行う職種です。放射線検査の介助や患者対応に関わることはありますが、患者への放射線照射を行う職種ではありません。
3.医師
正しい。
医師は、診断や治療の一環として患者への放射線照射を行うことができます。本問では、診療放射線技師以外で放射線照射ができる職種として、医師が正答です。
4.薬剤師
誤り。
薬剤師は、医薬品の調剤、管理、服薬指導などを行う職種です。放射性医薬品に関わる場面はありますが、患者への放射線照射を行う職種ではありません。
5.臨床検査技師
誤り。
臨床検査技師は、検体検査や生理機能検査などを行う職種です。心電図、脳波、超音波検査などに関わりますが、患者への放射線照射を行う職種ではありません。
覚えるポイント
- 患者への放射線照射は、実施できる職種が限定されている。
- 診療放射線技師以外で、選択肢中に該当するのは医師である。
- 診療放射線技師は、医師または歯科医師の具体的指示のもとで照射を行う。
- 看護師、臨床工学技士、薬剤師、臨床検査技師は、患者への放射線照射を業務として行わない。
- 第2種MEでは、医療職ごとの業務範囲を区別して覚える。