45PM35第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識原理・構造循環治療・救急/PCI・アブレーション

PCI で石灰化病変を細かく破砕するデバイスはどれか。

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正答

1

この問題のポイント

この問題では、PCIで使うデバイスのうち、高度石灰化病変を細かく削る・破砕する装置を選びます。

キーワードは、次の2つです。

  • PCI
  • 石灰化病変を細かく破砕

この組合せから、ロータブレータを判断します。

解説

PCIは Percutaneous Coronary Intervention の略で、経皮的冠動脈インターベンションを意味します。
冠動脈の狭窄や閉塞に対して、カテーテルを用いて血管内から治療を行います。

冠動脈病変が強く石灰化していると、通常のバルーンでは十分に拡張できないことがあります。
このような病変に対して用いられる代表的なデバイスがロータブレータです。

ロータブレータは、先端にダイヤモンド粒子を付けた小さなバーを高速回転させ、硬い石灰化病変を削ります。
削られた石灰化成分は非常に細かい粒子となり、末梢へ流れて処理されます。

第2種MEではここを押さえる
ロータブレータ = 高速回転バーで石灰化病変を削るデバイスと覚えます。
バルーンで広げる装置とは役割が異なります。

選択肢の確認

1.ロータブレータ
正しい。
ロータブレータは、高速回転するダイヤモンドコーティングされたバーで、冠動脈の硬い石灰化病変を細かく削るデバイスです。PCIで高度石灰化病変を処理する代表的な装置です。

2.DCA カテーテル
誤り。
DCAカテーテルは、Directional Coronary Atherectomy の略で、冠動脈内の粥腫を方向性をもって切除するデバイスです。石灰化病変を高速回転バーで細かく破砕するロータブレータとは異なります。

3.バルーンカテーテル
誤り。
バルーンカテーテルは、狭窄部でバルーンを膨らませて血管を拡張するデバイスです。石灰化病変を細かく破砕することが主目的の装置ではありません。

4.ガイディングカテーテル
誤り。
ガイディングカテーテルは、PCIで治療用デバイスを冠動脈入口部まで導くためのカテーテルです。病変を削ったり破砕したりするデバイスではありません。

5.カッティングバルーン
誤り。
カッティングバルーンは、バルーン表面の小さな刃で病変部に切れ込みを入れながら拡張するデバイスです。石灰化病変を細かく削り取るロータブレータとは異なります。

覚えるポイント

  • PCIは、冠動脈病変をカテーテルで治療する手技である。
  • 高度石灰化病変では、通常のバルーン拡張が難しいことがある。
  • ロータブレータは、高速回転するバーで石灰化病変を細かく削る。
  • バルーンカテーテルは拡張、ガイディングカテーテルはデバイス誘導が主な役割である。
  • デバイス名は、役割とセットで覚える。

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