45AM58第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識安全性・信頼性電気安全・医用電気設備/接地・非接地配線・電源設備

図の記号のある ME 機器に関係ないのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、図の二重四角マークが示すME機器の分類を理解しているかが問われています。

図の記号は、クラスII機器を示します。クラスII機器は、保護接地に頼らず、二重絶縁または強化絶縁によって電撃に対する保護を行う機器です。

解説

ME機器の電撃保護では、クラスI機器とクラスII機器の違いが重要です。

クラスI機器は、基礎絶縁に加えて保護接地を用います。故障時に外装などへ漏れた電流を保護接地線へ逃がすことで安全を確保します。

一方、クラスII機器は、保護接地を用いません。基礎絶縁に加えて補強絶縁を備える二重絶縁、または同等の保護性能をもつ強化絶縁によって安全を確保します。

そのため、図の記号があるME機器に関係ないものは、保護接地が必要であるという記述です。

図で見るポイント
外側と内側に四角が2つ描かれた記号は、クラスII機器を表します。二重四角は「二重絶縁」や「強化絶縁」による保護をイメージすると覚えやすいです。

ひっかけポイント
クラスII機器は「安全性が低い機器」ではありません。保護接地を使わない代わりに、絶縁を強化して安全を確保している機器です。

選択肢の確認

1.基礎絶縁が必要である。
該当します。
基礎絶縁は、電撃保護の基本となる絶縁です。クラスII機器でも、二重絶縁の一部として基礎絶縁が関係します。したがって、図の記号のあるME機器に関係する内容です。

2.補強絶縁が必要である。
該当します。
補強絶縁は、基礎絶縁が破損した場合にも安全性を保つために追加される絶縁です。クラスII機器では、基礎絶縁と補強絶縁による二重絶縁が代表的な保護手段です。したがって、関係する内容です。

3.保護接地が必要である。
正答。関係ありません。
クラスII機器は、保護接地に頼らず、二重絶縁または強化絶縁で電撃保護を行います。そのため、保護接地が必要であるという記述は、図の記号のあるME機器には関係しません。

4.2P 電源プラグを用いる。
該当します。
クラスII機器は保護接地を必要としないため、保護接地極をもたない2P電源プラグを用いることがあります。保護接地を使わない点と結びつけて理解します。

5.強化絶縁を用いる。
該当します。
強化絶縁は、単独で二重絶縁と同等の電撃保護をもつ絶縁です。クラスII機器では、二重絶縁または強化絶縁によって安全を確保するため、関係する内容です。

覚えるポイント

  • 二重四角マークはクラスII機器を示す。
  • クラスII機器は、保護接地を必要としない。
  • クラスII機器は、二重絶縁または強化絶縁で電撃保護を行う。
  • 二重絶縁は、基礎絶縁と補強絶縁を組み合わせた考え方である。
  • 保護接地が必要なのは、主にクラスI機器である。
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