45AM44第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識操作・運用医療情報・通信/医用テレメータ・無線

小電力医用テレメータの混信を避けるための対策はどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、小電力医用テレメータの混信対策が問われています。

医用テレメータでは、送信機ごとのチャネル管理が重要です。同一チャネルや近接チャネルの使用は、混信や受信障害の原因になります。

解説

小電力医用テレメータは、患者の心電図などの生体情報を無線で送信する装置です。病棟では複数の送信機が同時に使われるため、チャネル設定を適切に管理しないと混信が起こります。

混信対策では、次のような点が重要です。

  • 同一チャネルを重複して使わない。
  • 送信機同士のチャネルを近接させすぎない。
  • 施設内でチャネル管理表を作成する。
  • 送信機、受信アンテナ、受信機の管理を行う。
  • 不要な送信機の電源を切る。

選択肢の中では、送信機同士のチャネル設定で隣接したものを避けることが、混信を避ける対策として適切です。

ME機器管理での注意点
医用テレメータでは、電池切れ、電極外れ、送信機の取り違え、チャネル重複、受信不良を日常的に確認します。

選択肢の確認

1.照明を蛍光灯から LED に変える。
誤り。
照明の種類を変更することは、小電力医用テレメータのチャネル混信を避ける基本対策ではありません。混信対策では無線チャネルの管理が重要です。

2.無線 LAN のアクセスポイントを増設する。
誤り。
無線LANアクセスポイントを増設しても、医用テレメータ送信機同士のチャネル混信対策にはなりません。むしろ、無線機器は周波数や設置環境を含めて総合的に管理する必要があります。

3.送信機の電極リード線をコイル状に丸める。
誤り。
電極リード線をコイル状に丸めることは、混信対策として不適切です。心電図波形のアーチファクトや取り扱い不良につながる可能性があります。

4.送信機のチャネルをバンド 3(3000 番台)にする。
誤り。
特定のバンドにすれば一律に混信が避けられるわけではありません。施設内で使用している機器やチャネル配置を確認し、計画的に割り当てる必要があります。

5.送信機同士のチャネル設定は隣接したものを避ける。
正しい。
送信機同士のチャネルが近接していると、混信や受信障害が起こりやすくなります。チャネル設定は隣接を避け、施設内で管理して割り当てることが重要です。

覚えるポイント

  • 医用テレメータではチャネル管理が重要である。
  • 同一チャネルや近接チャネルの使用は混信の原因になる。
  • 送信機同士のチャネル設定は隣接を避ける。
  • 無線LANアクセスポイントの増設は、医用テレメータの混信対策そのものではない。
  • 送信機の電池、電極、患者取り違え、受信状態も日常点検で確認する。
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