45AM10|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
図は大動脈と左心室の圧波形である。収縮末期はどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、大動脈圧 と 左心室圧 の波形から、心周期のどの時点が 収縮末期 にあたるかを読み取ります。
収縮末期は、左心室が血液を大動脈へ送り出し終わり、大動脈弁が閉鎖する時点 と考えると判断しやすくなります。
解説
図では、太い波形が 大動脈圧、細い波形が 左心室圧 を示しています。
左心室の収縮が始まると、左心室圧が急激に上昇します。左心室圧が大動脈圧を上回ると大動脈弁が開き、血液が大動脈へ駆出されます。
その後、左心室の収縮力が弱まり、左心室圧が低下します。左心室圧が大動脈圧より低くなると、大動脈から左心室への逆流を防ぐために 大動脈弁が閉鎖 します。
この大動脈弁閉鎖の時点が 収縮末期 です。
図では、C付近で左心室圧が急速に低下し、大動脈圧波形には切れ込みに相当する変化がみられます。これは大動脈弁閉鎖に対応するため、収縮末期は C です。
図で見るポイント
左心室圧が高い状態から急に下がり始め、大動脈圧波形に切れ込みが出るところを探します。そこが大動脈弁閉鎖、つまり収縮末期です。
選択肢の確認
1.A
誤り。
Aは左心室圧が急激に上昇し、大動脈圧も上昇し始める時期に近い点です。これは収縮の始まり、または駆出が始まる時期として考える位置であり、収縮末期ではありません。
2.B
誤り。
Bは左心室圧が最も高くなっている付近です。これは収縮期のピークに近い時点であり、まだ収縮が終わったとはいえません。
3.C
正しい。
Cは左心室圧が急速に低下し始め、大動脈圧波形に切れ込みがみられる時点に対応します。これは大動脈弁が閉鎖する時期であり、収縮末期です。
4.D
誤り。
Dでは左心室圧はすでに低い状態まで下がっています。収縮が終わった後の拡張期に入っている時点であり、収縮末期そのものではありません。
5.E
誤り。
Eは次の心拍に向かう直前の時期で、左心室圧がまだ低い状態です。収縮末期ではなく、拡張期の終わりに近い時点として考えます。
覚えるポイント
- 収縮末期 = 大動脈弁が閉鎖する時点。
- 大動脈弁閉鎖では、大動脈圧波形に切れ込みが生じる。
- 左心室圧が急速に下がり始める点を確認する。
- 圧のピークは収縮末期ではなく、収縮期中の最大圧付近である。
- 心周期の波形問題では、弁の開閉と圧波形を対応させて読む。
