44PM24第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅰ 基礎的知識MEの基礎的知識生体物性・材料/組織インピーダンス

電気抵抗率が最も高いのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、生体組織の電気抵抗率の違いが問われています。

電気が流れやすい組織は、水分や電解質を多く含みます。
一方、脂肪組織は水分や電解質が比較的少なく、電気が流れにくいため、電気抵抗率が高くなります。

選択肢の中で最も電気抵抗率が高いのは 皮下脂肪 です。

解説

電気抵抗率とは、物質がどれだけ電流を流しにくいかを表す量です。
抵抗率が高いほど、電流は流れにくくなります。

生体組織では、電流の流れやすさは主に水分量と電解質量に左右されます。
血液、肝臓、骨格筋などは水分やイオンを多く含むため、比較的電気を通しやすい組織です。

皮膚は層によって性質が異なりますが、真皮は水分や電解質を含みます。
一方、皮下脂肪は水分が少なく、電解質も少ないため、電流が流れにくく、電気抵抗率が高い組織です。

この知識は、電気メス、除細動器、インピーダンス測定、生体電気計測などで重要になります。

ひっかけポイント
皮膚表面の角質層も高抵抗ですが、この選択肢では「真皮」と「皮下脂肪」が示されています。真皮よりも皮下脂肪のほうが電気を通しにくいと考えます。

選択肢の確認

1.血液
誤り。
血液は水分と電解質を多く含み、電気を比較的通しやすい組織です。電気抵抗率が最も高い選択肢ではありません。

2.肝臓
誤り。
肝臓は水分を多く含む実質臓器であり、比較的電気を通しやすい組織です。皮下脂肪より電気抵抗率は低いと考えます。

3.骨格筋
誤り。
骨格筋は水分や電解質を多く含むため、電気を比較的通しやすい組織です。筋線維方向による違いはありますが、皮下脂肪より抵抗率は低いです。

4.真皮
誤り。
真皮は皮膚の一部で、血管や水分を含みます。高抵抗の角質層とは異なり、皮下脂肪よりも電気抵抗率が最も高いとはいえません。

5.皮下脂肪
正しい。
皮下脂肪は水分や電解質が少なく、電気が流れにくい組織です。選択肢の中では電気抵抗率が最も高いと考えられます。

覚えるポイント

  • 電気抵抗率は、電流の流れにくさを表します。
  • 水分や電解質が多い組織は電気を通しやすいです。
  • 血液、肝臓、骨格筋は比較的電気を通しやすいです。
  • 脂肪組織は水分・電解質が少なく、電気抵抗率が高いです。
  • 選択肢の中では皮下脂肪が最も高抵抗です。

関連問題

44PM2344PM25
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)