44AM23第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅰ 基礎的知識MEの基礎的知識波動・光・放射線/音・超音波

血液中を伝播する 10 MHz の超音波の波長[mm]に最も近いのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、波長・周波数・音速の関係を使って、超音波の波長を求めます。

基本式は次の通りです。

波長 = 音速 / 周波数

血液中や生体軟部組織中の超音波速度は、およそ 1500 m/s と考えます。

解説

波は、速さ、周波数、波長の間に次の関係があります。

速さ = 周波数 × 波長

したがって、

波長 = 速さ / 周波数

です。

問題では、周波数が 10 MHz です。

10 MHz = 10 × 10^6 Hz = 1.0 × 10^7 Hz

血液中の超音波速度をおよそ 1500 m/s とすると、

波長 = 1500 / (1.0 × 10^7) m

となります。

計算すると、

波長 = 1.5 × 10^-4 m

です。

これを mm に直します。

1 m = 1000 mm

なので、

1.5 × 10^-4 m = 1.5 × 10^-1 mm = 0.15 mm

したがって、最も近い選択肢は 0.15 mm です。

単位変換のポイント
MHz は 10^6 Hz、m は 1000 mm です。
超音波の計算では、最後に mm に変換するところで桁を間違えやすいです。

第2種MEではここを押さえる
生体軟部組織中の音速は、およそ 1540 m/s として扱うことが多いですが、概算問題では 1500 m/s で計算して選択肢を選べば十分です。

選択肢の確認

1.0.015
誤り。
0.015 mm は計算値 0.15 mm の10分の1です。MHz から Hz への変換や、m から mm への変換で桁を誤ると選びやすい値です。

2.0.15
正しい。
波長 = 音速 / 周波数です。1500 m/s を 10 MHz で割ると 1.5 × 10^-4 m となり、mm に変換すると 0.15 mm です。

3.1.5
誤り。
1.5 mm は計算値より10倍大きい値です。10 MHz の超音波では、血液中の波長は約0.15 mmです。

4.15
誤り。
15 mm は大きすぎます。周波数が高い超音波では波長は短くなります。10 MHz ではミリメートルよりさらに小さい0.15 mm程度です。

5.150
誤り。
150 mm は非常に大きすぎます。超音波診断で使う MHz 帯の波長としては不適切です。

覚えるポイント

  • 波の基本式は 速さ = 周波数 × 波長 です。
  • 波長 = 速さ / 周波数 です。
  • 10 MHz = 1.0 × 10^7 Hz です。
  • 生体軟部組織や血液中の超音波速度は、およそ 1500 m/s と考えます。
  • 10 MHz の超音波の波長は、およそ 0.15 mm です。

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