113PM019第113回 看護師国家試験 過去問

男性の導尿でカテーテルを挿入するとき、体幹に対する頭部側からの挿入角度は どれか。

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正解: 3

正答

3.80〜90度

この問題のポイント

男性の尿道はS字状に屈曲しており、その構造を理解することが挿入角度の適切さを決める鍵です。導尿時のカテーテル挿入は、陰茎の位置を適切に調整することで尿道の自然なカーブを伸ばし、損傷を防ぐ必要があります。

解説

男性の尿道は前立腺部から海綿体部へかけてS字状に曲がっているため、カテーテルをスムーズに挿入するには陰茎を体幹に対して垂直(80〜90度)に引き上げることが重要です。この角度で陰茎を固定すると、S字のカーブが直線化され、カテーテルが抵抗なく進みます。球部尿道付近で抵抗を感じた場合は、角度を60度程度に調整して挿入を継続することが推奨されます。無菌操作を徹底し、痛みや強い抵抗がある場合は医師へ即座に報告します。

選択肢の確認

1. 0〜10 度:陰茎を寝かせた状態では尿道のS字屈曲が維持され、尿道壁への損傷リスクが高くなる。挿入抵抗も大きいため不適切。
2.40〜50 度:尿道の屈曲を十分に矯正できず、カテーテル先端が壁に当たりやすくなる。損傷の原因となるため不適切。
3.80〜90 度:陰茎を垂直に引き上げることでS字カーブが直線化し、スムーズな挿入が可能。正解。
4.120〜130 度:陰茎を過度に頭側へ反らすと尿道に不自然な力が加わり、粘膜損傷のリスクが高まる。生理的構造に反するため不適切。

覚えるポイント

「S字の尿道がある→垂直に引き上げる→80〜90度」という3語で記憶。男性導尿は角度調整が鍵。

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