113AM078|第113回 看護師国家試験 過去問
出生後の成長で、最も早く成人の大きさに達するのはどれか。
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正解: 1
正答
1.脳
この問題のポイント
出生後の成長において、各臓器の発達タイミングを「スキャモンの発育曲線」の4タイプで理解することが鍵です。特に、神経型(脳・脊髄・頭囲)は乳幼児期に急速に発達し、成人の大きさに達するまでの過程が他の臓器と異なります。
解説
脳は出生後すぐに急速に発達し、スキャモンの発育曲線で「神経型」と分類されます。このタイプは、乳児期に最も急激な成長を示し、6歳頃までに成人の約90%に達し、10歳頃にはほぼ成人と同じ大きさに近づきます。これに対して、肺、肝臓、心臓、脊柱は「一般型」として成長し、思春期にかけて徐々に大きさを増す傾向です。特に肺は8歳前後で肺胞数が成人並みになることから、脳より遅い発達が確認されます。
選択肢の確認
1.脳:乳幼児期に急速に発達し、10歳頃に成人の大きさに達する。
2.肺:思春期に伸びる一般型で、8歳前後から成人並みに近づく。
3.肝 臓:身体成長と並行で緩やかに増大し、思春期に成人サイズに達する。
4.心 臓:身長・体重の増加に合わせて成長し、思春期まで発達が続く。
5.脊 柱:成人サイズに達するのは思春期の成長スパートを経て、出生後より遅い。
覚えるポイント
「脳は出生後すぐに大きくなり、6歳で90%、10歳でほぼ成人」という記憶ポイントをもとに、スキャモンの4タイプ(神経型・一般型・リンパ型・生殖型)の発達パターンを比較することで、最も早く成人の大きさに達するのは脳であることがわかります。