40AM11第40回 管理栄養士国家試験 過去問

社会・環境と健康第40回午前・問1〜16

わが国の循環器疾患の疫学および予防対策に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

わが国の循環器疾患の死亡動向と、健康日本21の目標に関する記述を問うています。

解説

脳血管疾患は、1960年代までは脳内出血が多かったものの、その後は減少し、近年は脳梗塞の方が死亡率が高くなっています。

健康日本21(第三次)では、循環器病の発症予防・重症化予防のため、高血圧改善、脂質高値者の減少、糖尿病対策とともに、特定健康診査・特定保健指導の実施率向上が目標に掲げられています。

特定健診は生活習慣病のリスクを早期に見つける仕組みで、循環器病予防の入り口として重要です。

選択肢の確認

1.1980 年代以降の脳内出血の粗死亡率は、脳梗塞の粗死亡率よりも高い。
適当でない。1980年代以降は脳梗塞の方が高くなっています。

2.令和元(2019)年から令和5(2023)年の人口動態統計によると、心疾患と脳血管疾患による死亡数を合わせると死亡総数の3割を超える。
適当でない。心疾患は約15%、脳血管疾患は約6〜7%で、合わせても3割には達しません。

3.脳卒中の疾病登録が義務化されている。
適当でない。脳卒中の全国的な疾病登録は義務化されていません。

4.健康日本21(第二次)では、脳血管疾患・虚血性心疾患の年齢調整死亡率の減少の目標は達成できなかった。
適当でない。これらの年齢調整死亡率は減少傾向で、目標はおおむね達成されました。

5.健康日本21(第三次)の循環器病の発症予防・重症化予防のための目標として、特定健康診査の実施率の向上がある。
最も適当。特定健康診査の実施率向上が目標に含まれます。

覚えるポイント

  • 近年は脳梗塞の死亡率が脳内出血より高い
  • 特定健診・特定保健指導の実施率向上は循環器病対策の目標
  • 心疾患+脳血管疾患の死亡は死亡総数の約2割

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