77PM48第77回 診療放射線技師国家試験 過去問

基礎医学大要呼吸器、胸郭、胸壁、胸膜、乳房肺の構造と機能

肺の区域で存在しないのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

肺区域は、右肺と左肺で番号の対応が少し異なります。

左肺では、右肺に比べて区域が一部統合されており、一般に左肺 S7 は独立した区域として扱いません

解説

肺区域は、気管支分岐に対応して分類されます。

右肺は上葉、中葉、下葉の 3 葉からなり、一般に S1〜S10 の区域が整理されます。右肺 S3 は上葉前区域、右肺 S5 は中葉内側区域です。

左肺は上葉と下葉の 2 葉で、心臓が左側にあるため右肺と形態が異なります。そのため、左肺では S1 と S2 が合わさって S1+2 と表されることがあります。

また、左肺では下葉の内側肺底区域である S7 が明確に独立しない、または S8 と合わせて扱われることが多く、左肺 S7 は存在しない区域として問われます。

左肺 S9 は外側肺底区域として存在します。

ひっかけポイント
右肺には S7 が存在しますが、左肺では S7 を独立して扱わない点が狙われます。
「右肺 S7」と「左肺 S7」を混同しないことが重要です。

選択肢の確認

1.誤り。
右肺 S3 は存在します。右上葉の前区域に相当します。

2.誤り。
右肺 S5 は存在します。右中葉の内側区域に相当します。

3.誤り。
左肺 S1+2 は存在します。左上葉では、肺尖区域 S1 と後区域 S2 が合わせて S1+2 と表されます。

4.正しい。
左肺 S7 は、一般に独立した肺区域として扱われません。したがって、存在しない肺区域としてこれが正答です。

5.誤り。
左肺 S9 は存在します。左下葉の外側肺底区域に相当します。

覚えるポイント

  • 右肺は 3 葉、左肺は 2 葉です。
  • 左肺では S1+2 のように区域が統合して表されます。
  • 左肺 S7 は独立区域として扱わないことが重要です。
  • 右肺 S3、右肺 S5、左肺 S1+2、左肺 S9 は存在します。
  • 肺区域は CT 読影、区域切除、気管支鏡、放射線治療計画で重要です。

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