77AM73|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
画像診断用ディスプレイで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、画像診断用ディスプレイの品質管理に関する基本事項が問われています。
正しいのは、輝度比は最大輝度と最小輝度の比であるという記述です。
画像診断用ディスプレイでは、輝度、コントラスト応答、解像度、均一性、表示階調などを適切に管理する必要があります。
解説
画像診断用ディスプレイは、X 線画像、CT、MRI、超音波画像などを読影するための重要な表示装置です。
画像のわずかな濃度差やコントラスト差を確認するため、ディスプレイの品質管理は診断精度に直結します。
輝度は、画面から出る光の強さを表します。
画像診断用ディスプレイでは、最大輝度と最小輝度の差が十分に確保されていることが重要です。
輝度比は、最大輝度を最小輝度で割った比として表されます。
- 輝度比 = 最大輝度 / 最小輝度
輝度比が大きいほど、明るい部分と暗い部分の表示範囲が広くなります。
ひっかけポイント
照度計は周囲環境の明るさ、つまり照度を測るためのものです。
ディスプレイの輝度やコントラスト応答を評価するには、一般に輝度計などを用います。
ディスプレイ品質管理で重要な項目
- 最大輝度
- 最小輝度
- 輝度比
- コントラスト応答
- 解像度
- 輝度均一性
- 目視によるテストパターン確認
- 周囲照明の管理
選択肢の確認
1.誤り。
不変性試験は、ディスプレイの状態が導入時や基準時から変化していないかを確認する試験です。
2 年ごとに行うと一律に決まるものではなく、施設の品質管理手順に従って定期的に実施します。
2.正しい。
輝度比は、最大輝度と最小輝度の比です。
一般に 最大輝度 / 最小輝度 で表します。
3.誤り。
照度計は、周囲光などの照度を測定する機器です。
ディスプレイのコントラスト応答を求めるには、ディスプレイの輝度を測る輝度計などが必要です。
4.誤り。
2,048 × 2,560 の画素数は、
- 2,048 × 2,560 = 5,242,880 画素
です。
これは約 5 メガピクセルであり、3 メガピクセルではありません。
5.誤り。
テストパターンを用いた目視試験は、観察者の判断を含むため主観的評価です。
客観的評価とするには、測定器を用いた定量的評価が必要です。
覚えるポイント
- 輝度比 = 最大輝度 / 最小輝度。
- コントラスト応答の評価には、輝度測定が関係する。
- 照度計は周囲光の明るさを測る機器。
- 2,048 × 2,560 は約 5 メガピクセル。
- 目視試験は主観的評価であり、測定器による評価は客観的評価に近い。