76PM98|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線測定器と使用用途の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、放射線測定器と用途の対応が問われています。
正しい組合せは、光刺激ルミネセンス線量計と個人の外部被ばく線量測定です。
光刺激ルミネセンス線量計〈OSL 線量計〉は、個人被ばく線量計として広く用いられます。
解説
放射線測定器は、測定対象に応じて使い分けます。
³He 比例計数管は、中性子の検出に用いられる代表的な検出器です。
X 線診療室の漏洩線量測定では、通常、電離箱式サーベイメータなどが用いられます。
蛍光ガラス線量計や **熱ルミネセンス線量計〈TLD〉**は、外部被ばくの積算線量測定に用いられます。
内部被ばく線量は、ホールボディカウンタ、バイオアッセイ、甲状腺モニタなどで評価します。
電離箱式サーベイメータは、空間線量率や漏洩線量の測定に適します。
表面汚染測定では、GM サーベイメータやシンチレーション式表面汚染測定器などを用いることが多いです。
光刺激ルミネセンス線量計は、放射線で蓄積された情報を光刺激により読み出す線量計で、個人の外部被ばく線量測定に用いられます。
ひっかけポイント
内部被ばくは、体内に取り込まれた放射性物質による被ばくです。
個人線量計は基本的に 外部被ばくを測定します。
選択肢の確認
1.誤り。
³He 比例計数管は主に中性子測定に用いられます。X 線診療室の漏洩線量測定には、電離箱式サーベイメータなどが適しています。
2.誤り。
蛍光ガラス線量計は個人の外部被ばく線量測定に用いられます。内部被ばく線量測定には、ホールボディカウンタやバイオアッセイなどを用います。
3.誤り。
熱ルミネセンス線量計は積算線量の測定に用いられます。環境の空間線量率をその場で測る用途には、サーベイメータが適しています。
4.誤り。
電離箱式サーベイメータは空間線量率や漏洩線量の測定に適します。床面の表面汚染測定には、GM サーベイメータや表面汚染測定器が用いられます。
5.正しい。
光刺激ルミネセンス線量計は、個人の外部被ばく線量測定に用いられる線量計です。
覚えるポイント
- OSL 線量計は個人の外部被ばく線量測定に用います。
- ³He 比例計数管は中性子測定に用います。
- 電離箱式サーベイメータは空間線量率や漏洩線量の測定に適します。
- 表面汚染測定には GM サーベイメータなどを用います。
- 内部被ばく評価には、ホールボディカウンタやバイオアッセイを用います。