60AM024|第60回 理学療法士国家試験 過去問
障害者自立支援法が障害者総合支援法になったことに伴い新たに支援対象として 追加されたのはどれか。
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正解: 1
正答
1.難病
この問題のポイント
障害者の支援制度が進化する中で、法律の改正により新たに支援対象が追加された点を理解することが重要です。特に、**「難病」**が以前は制度の隙間(谷間)にあった状態から、法律的に明確に認定されるようになったことから、この選択肢が正解です。
解説
障害者自立支援法から障害者総合支援法へ制度が改められ、支援対象の範囲が拡大されました。この改正で新たに「難病」が障害者の定義に追加され、その患者に対しては、医療・介護・生活支援などの総合的なサービスが提供されるようになりました。
理学療法の視点から言えば、難病(例:遺伝性疾患、進行性神経疾患など)は、進行性・持続性の機能障害をもたらすことが多く、運動機能の低下や生活行動の制限が顕在化するため、理学療法の介入が重要です。しかし、この問題では「支援対象として追加された」という法律的・制度的変化に焦点が当たっています。
従来から支援対象としていた「身体障害」「精神障害」「知的障害」は、法の改正前からサービスの対象でした。一方、「高次脳機能障害」は精神障害の一部として扱われ、個別認定によりサービスが利用可能でしたが、法律上の明確な追加項目は「難病」です。
選択肢の確認
1.難 病:正しい。法改正で新たに追加された。
2.身体障害:間違っている。従来から対象。
3.精神障害:間違っている。従来から対象。
4.知的障害:間違っている。従来から対象。
5.高次脳機能障害:間違っている。制度的追加項目ではない。
覚えるポイント
「難病」が唯一法律改正で新たに追加された支援対象であることを、制度の変遷として覚えてください。理学療法士としての知識では、その患者の運動機能評価や生活支援計画の立案においても、この法律的背景を理解することが重要です。